Mars&Jupiter

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アフメト・アドナン・サイグンの交響曲第3番作品39を聴きながら、二俣川から三ツ境まで歩く

2013-12-08 18:19:54 | 古典~現代音楽その他の地域編
昨日は二俣川から三ツ境まで往復して歩きました。
途中聴いたのは1907年生まれのトルコ共和国の作曲家サイグンが、
1960年に作曲した交響曲第3番作品39である。
彼の略歴は以前触れたので省略する。
今回聴いたCDはアリ・ラシライネン指揮、
ラインラント=プファルツ州立フィルハーモニー管弦楽団の演奏による。
第一楽章レント-アレグロは、低弦の重々しい感じで始まる。
思いつめたような感じの中、弦楽器中心に旋律を奏で、
やがて、木管楽器群が神秘的な感じの音楽を奏でて、
これが交互に現れるが、そのあと各主題は展開されていき、
その後行進曲風の音楽になり、
金管楽器と打楽器が加わり荒々しくなり、
最後は打楽器のリズムが残り、静かに終わる。
第二楽章ソスティヌート-レントは、
管弦楽全体で旋律が奏でられたあと、
低弦を中心に重々しく旋律を奏でていく。
徐々に金管楽器中心に盛り上がりをみせたあと、
おだやかな感じになって終わるが、東洋的な響きがみられる。

第三楽章スケルツォ-ヴィーヴォは、
軽快でリズミックな旋律を弦楽器が奏でて始まる。
木管楽器や金管楽器もそれに絡んでいき、
そのあと上昇する音型が繰り返えされ、
最初の旋律に絡んで、やがて打楽器も入る。
再び弦楽器中心に最初の旋律が奏でられ、
打楽器や金管楽器も加わり、緊迫した音楽が展開される。
そのあとも木管楽器と金管楽器で絡み合ったあと、
行進曲風の音楽になり、再び冒頭の感じが繰り返され、
管弦楽全体で盛り上ったところで終わる。
第四楽章コンモド(気楽に)は、打楽器と弦楽器のやりとりで始まり、
その弦楽器が奏でる旋律に他の楽器が絡んでいく。
その旋律は繰り返されながら、様々な楽器に引き継がれていく。
民謡風で素朴な旋律であるが、何度も繰り返されたあと、
金管楽器が中心に盛り上げたところで最後終わる。

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