Mars&Jupiter

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アンドレイ・エシュパイの交響曲第4番「バレエ交響曲」を聴きながら星川から横浜、そして綱島から川崎まで

2008-09-24 05:56:21 | 古典~現代音楽ロシア編
昨日の朝は星川駅から横浜まで歩き、夕方は綱島から
川崎市の神明町近くのたけくま酒店まで歩きました。
綱島駅から南へ向かい、樽綱橋を渡り、
鶴見川沿いの遊歩道を末吉橋のところまで歩き、
末吉橋を渡り団地の中を通過し、横須賀線を横切り、
矢向駅の踏切を渡ってドンキホーテのある1号線に至る。
ここまでで約1時間10分くらいかかった。
たけくま酒店ではひやおろしの龍神を買いました。
途中聴いたのは1925年生まれのエシュパイの作品。
アンドレイ・ヤコブレヴィチ・エシュパイは、
ヴォルガ川近くのマリ自治共和国(現マリ共和国)の中の
コズモデミャンスクという小さな町に生まれた。
父親は、作曲家・音楽教育者として有名な
ヤコブ・エデュパイ(1890-1963)である。
アンドレイはモスクワ音楽院に入学し、音楽を学び、
エフゲニー・ゴルベクやミャスコフスキーに師事した。
また、ピアノはソフロニツキーに師事している。
そして卒業後3年間はアラム・ハチャトゥリアンに師事している。

交響曲第4番「バレエ交響曲」は1982年に作曲された。
彼自身のバレエ音楽「サークル」という作品の中の音楽を
使っていることがこの交響曲の副題の由来となっている。
この交響曲はバレエのように、場面が目まぐるしく変化していく。
最初宇宙を感じさせるような浮遊感ある音楽は、
やがて軍隊の歩調を感じさせるような音楽になり、
闘争的なダイナミックな音楽へと発展していく。
そのあとハープや木管楽器などを中心に幻想的な音楽となる。
音楽は弦楽器によるピッチカートによるせわしない感じになり、
目まぐるしく変化するリズムやテンポにより、
ストラヴィンスキー風の原始的な音楽になる。
その後小太鼓などが入り、ショスタコーヴィチ風の
荒々しい音楽になっていくが、その後音楽はいったん静まり、
孤独感を思わせるフルート・ソロと何度か鳴る鐘の音が響く。
そして弦楽器による感傷的な音楽が流れ、金管楽器も加わる。
その後のチェレスタやハープによる天上の音楽のような曲、
そしてフルート、チェンバロ、弦楽器による軽快な音楽、
プロコフィエフの若い時期の前衛的な斬新な音楽になる。
そして明るいラテン的な音楽がマラカスなどの打楽器群と
弦楽器による甘い旋律によって作られる。
再びフルートとハープと弦楽器が宇宙を思わせる音楽を奏で、
やがて金管楽器が不協和音を鳴らす激しい音楽になっていく。
その後弦楽器による感傷的で叙情的な音楽になり、
打楽器が入ると強烈で野性的な音楽となっていく。
その後は祈りのような音楽と金管による堂々とした音楽が奏され、
最後は持続音が長く続く中で、高揚感のある音楽で終わる。

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