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クヌーズオーエ・リスエアの交響曲第1番作品8を聴く

2013-10-09 06:31:05 | 古典~現代音楽デンマーク編
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは1897年生まれのデンマークの作曲家リスエアが、
1925年にかけて作曲された交響曲第1番作品8である。
彼の略歴は以前触れたので省略する。
今回聴いたCDはボー・ホルテン指揮、オーフス交響楽団の演奏によるもの。
第一楽章アレグロ・リトミコ・エ・ジン・ブリオは、
トランペットと弦楽器による颯爽とした感じの第一主題で始まる。
弦楽器のピチカートによる第二主題は他の楽器に引き継がれていく。
二つの主題をもとにした展開部に入り、盛り上ったところで再現部に入り、
それぞれの主題が奏でられたあと、金管楽器と打楽器で最後力強く終わる。
第二楽章アンダンテ・レシタティーヴォは、弦楽器による叙情的な旋律で始まる。
その旋律を繰り返しながら、木管楽器も絡んで牧歌的な雰囲気を感じさせる。
最後は弦楽器とフルートで消え入るようにして終わる。
第三楽章アレグロ・フォコーソは、弦楽器による軽快なリズムに乗り、
低弦が旋律を奏でて始まり、弦楽器が民謡風な旋律を奏でていく。
そして弦楽器とティンパニの鳴り響く中、木管楽器が旋律を奏でていき、
弦楽器が独特のリズムを奏でて絡んでいく。
金管楽器のファンファーレ風の旋律が現れたあとは、
さまざまな楽器による軽快な旋律のやりとりが続き、
弦楽器による民謡風な旋律が再び現れたあと、
それぞれの楽器の旋律・リズムが絡みながら、
冒頭の旋律が現れて、ティンパニが鳴り響き、
金管楽器がファンファーレ風の旋律を繰り返し、最後盛り上って終わる。

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