Mars&Jupiter

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ボリス・チャイコフスキーの室内交響曲を聴く

2012-04-19 06:17:45 | 古典~現代音楽ロシア編
昨日はウォーキングを休みました。
今回とりあげる作曲家の作品は、
1925年生まれのボリス・チャイコフスキーの作品。
室内交響曲は1967年に作曲された。
聴いたCDはルドルフ・バルシャイ指揮、
モスクワ室内管弦楽団の演奏によるもの。
第一楽章ソナタは、6つの音型を繰り返しながら始まる。
その音型がヴァイオリン全体で奏され、
その後その音型は変形され、曲は展開していく。
最後は盛り上がりをみせたところで終わる。
第二楽章ユニゾンは、文字通り主題が、
弦楽器全体のユニゾンで示される。
そのあとピチカートが入り、
弦楽器全体で旋律が奏でられていくが、
あくまでもそれもユニゾンである。

第三楽章合唱の音楽は、最初木管楽器が入り活躍する。
やがて弦楽器のみのおだやかな音楽となり、
チェンバロ・ソロが入り、弦楽器も加わり、
木管楽器も加わって、情熱的に盛り上がって終わる。
第四楽章間奏曲は、チェンバロが奏でる音型に、
弦楽器が絡んで軽快なテンポで進行していく。
第五楽章行進曲のテーマは、金管楽器が鳴り響き、
そのあと弦楽器が行進曲風の旋律を奏でていく。
木管楽器やチェンバロと金管楽器が絡みながら進行し、
荒々しい感じとなり、印象的な楽章である。
第六楽章セレナーデは、弦楽器とチェンバロで始まり、
ヴァイオリンが歌うような旋律を奏でていく。
やがて木管楽器と金管楽器も加わり絡んでいき、
木管楽器がヴァイオリンの旋律を引き継ぎ、
その主題は金管楽器も扱っていく。
弦楽器のピチカートが入ったあと、
再び歌うようなセレナーデの旋律を繰り返し、
最後おだやかな感じで終わる。

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