4月20日付の「第2社会面」に奇っ怪な記事(広告?)が出ていました。週刊朝日が大手消費者金融から「編集協力費」の名目で5千万円をもらっていたけど「契約不履行に当たる」として「陳謝し」、利子を含めて全額返済することを決めたというのです。だれに陳謝、なんですか。
同社取締役(何を取り締まる?)は「編集企画を外部の資金協力で進めること自体、きわめて異例」といわれますが、開いた口がふさがらないね。「週 . . . 本文を読む
君が代の声量、広島県教委が報告求める
《「君が代」については「式場内に響き渡る歌声であった」「響き渡るとはいえないが、歌声は十分聞こえた」「歌っているとはいえない歌声であった」の三つから選択》
ここまでくるとお見事。立派にナンセンスです。それを真面目にやっているところが空恐ろしい。校長先生たち、気はたしかですか。教育委員会は時代遅れの亡霊で、それについては語る言葉を持たない。まるで天丼やカツ . . . 本文を読む
またぞろ新聞社同士の「社説」論争が展開されています。傍目(はため)から見るのも一興だね、などといってはおれない鈍(おぞま)しさがそこに表れている。中学校教科書の検定=検閲結果の発表をうけて、朝日が扶桑社版の歴史・公民教科書を「こんな教科書でいいのか」(6日)といえば、「驚かされた朝日新聞社説」(7日)と産経が応じて、さらに愚かしい「社説」の垂れ流しは続いています。たがいに気心は知れているくせに、 . . . 本文を読む
ほんの数行の記事だから真意はくみがたいけど、いうところはいつもどおり乱暴きわまる。勇ましいことをいえば、自分に風が吹くと。(simple enough to be understood by the masses.俗受けするということ)(大所高所からの発言、国益云々とおっしゃるかもしれないけど、NHKのこともあるし)
外国の人間が日本の教科書記述に対して批判するのがどうして「内政干渉」なのか。 . . . 本文を読む
加入率が63%程度というのは高いのか低いのか。あのNHKですら80%超ですから、公的年金制度はNHK以上に嫌われていることになります。どうしてか。40年後や50年後の人生に保険をかけるという実感がわかないからですが、そもそもその考え方がまちがいなんだというのが社会保険庁(という伏魔殿みたいな役所)の年金観です。(解体されるなんてことはまずないだろうね、国会議員さん)
《公的年金は、「現在の現役 . . . 本文を読む
今や日韓関係は(日朝はいうにおよばず)「外交戦争」(盧武鉉・のむひょん・大統領) 状態に入っています。竹島(独島)は「我が国の領土だ」とたがいに譲らない。いろいろな経緯があって現状に至っていることをまず相互に理解する必要がありますが、それをやらなければならぬ政治家がかえって事態が紛糾するように煽っているのだからたまらない。旗振りですね。ある人たちにとって、旗は大事なんですな。
ある大臣などは「 . . . 本文を読む
新聞じゃなくて週刊誌だからかまわないとでもいうのかしら。文春に指摘されたから「白状」する、それも弁解がましく、とはいかにもやりきれない思いだ。「天下の朝日」がもつ週刊誌だから、なおさら「慎重に検討すべきだった」と思います。
NHKの「政治家介入」問題で「ことの本質はNHKと政治家との距離の問題だ」というのが朝日の報道の主眼でした。同じことをそっくりいわなければならないね。「あってはならないのは . . . 本文を読む
「みなさまのNHK」の新年度予算案が参議院本会議で承認されたようです。総務委員会での質疑のもようをベッドに横たわりながら聞いていました、深夜に3時間も。ほとんどの議員や答弁者(NHK幹部)が「NHKは公共放送」とあっけらかんと口にしていました。まあ、公共放送にちがいないといえそうですが、あまり正確じゃない。むしろはっきりと「官営放送」だという方がすっきりする。なぜなら、NHKは特殊法人だからです . . . 本文を読む