小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



昨日降り続いた雨もあがり2月最終日の小田原は朝から穏やかな晴天。日中は気温が20度近くまであがり春の陽気となった。せっかくの暖かな陽気なので、外回りの途中の休憩時には屋外で過ごし写真を何枚か撮った。午前中、大井町に出かける途中に成田でパンを買い上府中公園へ。午前9時過ぎの時点で既に気温は15度近くあって暖かい。上府中公園の修景池横のベンチに座り朝食タイム。ランド・ローフでメロンパンとたまごパンとトラットビーンズを購入。3つで357円。成田のランド・ローフは開店以降いつ行っても多くの買い物客で賑わっている。インストアベーカリーを除けばおそらく小田原市内で一番来店者が多いパン屋ではないかと思う。 120円のメロンパンはあまりメロンの香料を感じずまろやかな味わい。ほのかなバター風味のするさくさくのクッキー生地の部分とふっくらとしたパン生地の二つの味わいがあって美味い。 120円のトラットビーンズはほんのり塩味のするパン生地の中に甘いうぐいす豆が練りこまれている。豆の甘さがパン生地と良くあっていて焼き目の香ばしさが加わり美味しかった。昼前、大井町からの帰りに小田原フラワーガーデンへ。梅林内は満開の木が多く見頃となっていた。穏やかな晴天の下で満開の梅花を眺めることが出来て良い気分転換となった。この陽気が続けば良いのだが、天気予報では明日から天気は下り坂。日曜日は雪が降らないと良いのだが。

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2月27日、小田原は朝から雨の降り続く生憎の空模様。市内では梅が見頃を過ぎ、河津桜が咲き始めてだんだんと春めいてきた。今日は雨天のため外回りの途中にあまり屋外には出なかったが、午後に本町周辺を少しばかり散策することが出来た。午後3時、本町で所用を済ませ帰りに柳屋ベーカリーでおやつ代わりのパンと菓子を購入。柳屋ベーカリーに訪れるのは随分と久しぶり。柳屋ベーカリーから駐車場に戻る途中、小田原城址公園を横切り小田原市民会館へ。先週末は菓子展示会で賑わっていた市民会館のロビーは、今日はがらんとしていてずいぶんと寂しい。エレベーターで5階にあがり宮小路方面の街並みの俯瞰写真を撮影。信用金庫裏手の中華料理店の建物はまもなく解体工事が終わりそうだ。本町から湯本へ向かう途中、一夜城歴史公園駐車場横にある東屋でパンを食べて小休憩。ロックとつぶしあんぱんとあずきクリームケーキの3つで504円。 180円のあずきクリームケーキはしっとりとした生地にあずきクリームがサンドされている。どことなく懐かしい味わいで好みの味。 150円のロックは、見た目以上に硬く、噛み応えのある焼き菓子。レーズンの酸味と生地の甘さが良くあっている。天気予報では週末にかけてぐずつく天気が続きそうだが、明日は少しでもいいから晴れ間が出て欲しい。

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日本酒が好きで寒い時期の晩酌はもっぱら全国各地の地酒を飲んでいる。この西湘地区には足柄上郡に4軒の蔵元があって、今シーズンは何本かの地酒を買い求めた。かつて小田原にも明治から続く酒蔵が1軒あったが廃業してしまい、まもなく5年が経とうとしている。小田原唯一の蔵元だった相田酒造店の酒を最後に飲んだのは確か平成22年の春。廃業を知って市内の酒屋を探し、ようやく見つけたのが火牛の純米酒だった。裏のラベルを見ると製造年月は平成21年の9月。おそらく最終ロットのものだったのではと思う。相田酒造店は長きに渡り中町に蔵を構えていたが、道路拡張などのため2005年に入生田に移転。しかし移転から4年ほどで醸造を中止して廃業となってしまった。移転からしばらくして蔵を見学する機会があり、最新の醸造タンクや携帯端末から温度調節出来るシステムが導入され、また新たなブランドとして火牛が加わり今後が楽しみだったので廃業を知った時には随分とショックを受けた。蔵の建物は現在も当時の看板がそのままで残っているが、酒造用の設備はほとんど搬出されてしまったようなので、この建物で再び酒造りが行われる可能性はほとんど無いのではと思う。 5年近く部屋の片隅に転がっていた火牛の空瓶を先日捨てたので、家に残っている相田酒造店の思い出の品は蔵の移転記念に頂いた皿だけとなった。小田原城やお猿の籠屋が染付けされた皿で今でも酒の肴をのせるのに重宝している。日本酒を取り巻く環境は年々厳しさを増していっているが、いつの日かこの小田原の地で醸された日本酒を飲める日が来ることを願っている。

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小田原城址公園内から小田原城天守閣へ向かうルートは何ヶ所かあって、藤棚近くのお茶壺橋を渡り常盤木門から天守閣へ向かうルートは団体バスの観光客などが良く利用している。その小田原城への玄関口である藤棚の前には天守閣を案内する道標が建てられている。小田原城址公園の藤棚前に建てられている道標は昭和30年に建立されたもの。発起人となったのは小田原のトビ職仲間で結成されている一声会でメンバーらの浄財約30万円により建立され小田原市へと寄贈された。道標の標石が乗せられている大岩は、この道標建立のために風祭の早川の河原から運ばれたもの。重さは約6.7トンあって運搬には4日を要した。道標の標石は高さ約3.6m。上部には小田原市のマークが取り付けられていて、「右小田原城址入口」「左報徳二宮神社」と刻まれている。この標石の形はよいとまけと言う昔の胴突き用の道具をモチーフにしたものになっている。標石の裏側には浄財を寄贈した一声会のメンバーの名が銅板に刻まれている。また東京深川の木ヤリ師20名からも浄財の提供があったとのこと。現在の小田原城天守閣が復興する前からから建っている道標は建立からまもなく60年。建立に携わった当時の方々の多くは既に亡くなっているが今も道標は城址公園の入口に静かに佇んでいる。

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先月、南鴨宮の酒店で試飲会が行われたので散歩がてら買い物に出かけた。初めて試飲会なるものに参加したが何種類もの酒を一度に飲み比べることが出来てなかなか有意義な時間となった。23日にはワインの試飲会が行われたので散歩がてら出かけることにした。 23日の午後、ふらりと南鴨宮までの散歩へ出発。まずは菓子展示会が行われている小田原市民会館に寄り道。毎年楽しみにしている抽選会へ。150円の抽選券3枚を購入。菓子展示会最終日の午後はこの抽選会の狙い目で結構良い賞が当たることが多い。ガラポン抽選で2等×2本と3等×1本が当たり10個もの菓子をゲット。元をとって余りある結果で満足。しばらくは菓子を買わずにすむ。小田原市民会館から南鴨宮へ向けてぶらぶらと散歩。途中、浜町の本久寺の門前を通り細い路地を東町へと歩く。本久寺の門前は趣きある佇まいで以前から好きな小田原の風景のひとつ。東町の住宅街を歩いていると古レールを使った柵を発見。1937という刻印があったが、それが製造年だったら70年も前のものになる。今日も河川敷から河床ブロックの上をジャンプして左岸へと渡る。酒匂川の水量は冬だからかずいぶんと少ない。午後3時半、南鴨宮の鴨宮かのやに到着。今月のお味魅会はワインの試飲会で参加費は1500円。今回のお味魅会で供されたワインは8本。メインはKONDOヴィンヤードのワインで生産本数が少ないためほとんど出回らない銘柄とのこと。赤や白やスパークリングと色々と飲み比べる。私はワインを好んでは飲まない方だが、説明を聞きながら試飲すると味や香りの違いがなんとなく分かる。ワインの試飲会に参加して帰りに今日の晩酌にと買ったのは陸奥八仙の吟醸生酒。やはり日本酒が一番好きだ。

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