小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



小田原市内には27の天然記念物があり、その中で唯一の国指定天然記念物が早川にあるビランジュで過去に何度か訪れたことがある。その早川のビランジュは近くにある箱根ターンパイクの改修工事のため約1年間立ち入り禁止となるので4月の天気の良い日に写真を撮りに出かけた。早川のビランジュは箱根ターンパイクの入口から300mほど北側の崖地にある。山根公園脇の水路沿いを進みビランジュのある崖地の入口へ。道路脇の側溝のような上り坂と階段を進み3分ほどでビランジュに到着。初めて訪れたときは国指定の天然記念物なのでさぞかし荘厳な木だろうと期待していたが、生えている場所が悪いこともあってあまり見栄えがせず相当がっかりした記憶がある。数年ぶりに訪れた早川のビランジュ。天然記念物に指定されたのは大正13年12月9日と古く、江戸時代から珍しい木として認知されていたとのこと。樹高は約20.0mだが崖地に生えているためあまり高さは感じない。とにかく足場が悪く木々の周辺が狭いので今回も碌な写真が撮れず。次に早川のビランジュを見れるのは工事が終わる来年の3月以降。その頃に変わらぬ姿を撮影にまた訪れたい。

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その場所に居ついている動物や魚を観察するのが好きで散策の途中にそれらの写真を撮っている。昨年の夏まではお掘りのアヒルの写真を毎週のように撮っていたが残念ながら亡くなってしまい次なる観察対象を探していた。今年の春先にとある水路に金魚が泳いでいるのを見かけて、最近はその金魚の様子を見に散策の途中に立ち寄っている。小田原市寿町のとある水路。普段から澱んだ水が流れている幅1mほどの水路に一匹の金魚が生息している。この水路には結構大きな鯉も数匹泳いでいるが、それに混じって一匹の金魚も泳いでいる。金魚ならではの朱色の魚体は澱んだ水の中とはいえ結構目立つ。この水路は年間を通してあまり水位が変わらないので結構住み心地は良いのかもしれない。金魚が生息しているもう一ヶ所は北窪のとある水路。この水路は年間を通じ結構水位が変わるほか、生活排水も流れ込んでいて決して綺麗とは言えない状況。その水路でしぶとく生息しているのは、やはり一匹の金魚。餌はどうしているのかと心配にもなるが発見した数ヵ月前から変わらず元気に泳ぎ回っている。このほか富水の水路にも2匹の小さな金魚が生息していたが最近見かけることが無くなって行方が心配される。これからだんだんと冷え込むようになるが冬を乗り越えてほしい。

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2010年9月の台風9号により酒匂川上流の山間部で土砂崩れが発生し、以降大雨が降ると酒匂川の濁りが長期化するようになった。先週の台風11号で酒匂川上流でまとまった雨量となったが、やはり酒匂川の濁りが長期化していてまもなく1週間になろうとしている。酒匂川の濁りが長期化する原因となったのが2010年9月に発生した台風9号。小田原でも9月8日の午後から豪雨となり国道255号線の成田付近は冠水するほどだった。酒匂川上流の小山町や丹沢湖などでは降り始めからの雨量が観測史上1位の約500mm近くまで達し、山間部のいたるところで土砂崩れが発生。酒匂川流域でも多くの被害が出た。上の写真は2010年9月10日のもの。小田原市内の台風9号の被害で最も大きかったのが酒匂川スポーツ広場周辺。濁流により野球場のフェンスや支柱は倒れ、グラウンドの芝や土は流されてしまい復旧には翌年まで工事が続いた。 2010年の酒匂川上流域の土砂崩れの被害が大きく、またその後の治山工事がなかなか進まないこともあって現在でも大雨が降ると酒匂川の濁りが長引くようになった。上の写真は7月19日の午前中に狩川と酒匂川の合流地点を撮影したもの。狩川はほとんど濁りもなくなっているのに対し、酒匂川は茶色く濁ったまま。飯泉取水堰内も茶色く濁った水で満たされている。毎年のことだが、今回の大雨でまた土砂が取水堰内に溜まってしまったことだろう。

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6月に入った頃、鮎釣りの風景を撮影に早川に出かけた際に早川が少し白濁しているように感じた。梅雨時なので増水していて少し濁っているだけかと思ったが、先週末に箱根に出かけた際にふと早川を見ると以前とは異なり、川の流れが白濁していて驚いた。早川河口付近だとそれほど気にならない川の濁りも箱根湯本を過ぎたあたりではっきりと違いがわかるようになる。以前は青く見えた早川の流れは、周辺の木々を移し込んでか薄緑色に白濁している。早川の白濁の原因は不明でひょっとすると上流で河川工事などが行われているのかもしれないが、要因の一つと思われるのが大涌谷の火山活動の影響。先日、大涌谷からの沢水が流れる大涌谷橋へと出かけた際に橋の下を覗き込むとびっくり。牛乳のような色の白濁した沢水が流れていた。梅雨時だからか、温泉施設が破損したためか分からないが以前と比べると多くの沢水が流れている。大涌谷から流れる白濁した大涌沢は宮城野付近で早川と合流するので機会があれば合流点付近の写真を撮りに出かけたいと考えている。

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箱根の景勝地の一つである大涌谷周辺の火山活動が活発になったのは4月26日からで、5月6日には気象庁より噴火警戒レベル2(火口周辺規制)が発表された。一連の騒動が始まってから箱根の上の方に行く機会はなく、また箱根方面へ勤務している人の話を聞いてもあまり状況がピンとこないので先日、大涌谷を望むことが出来る場所へと出かけて火山活動の状況を実際に見ることにした。 5月20日の昼過ぎに早雲山駅へ。駅の駐車場で車から自転車を降ろして、自転車で県道734号沿いを大涌谷方面へと向かう。早雲山駅に来ると毎回、今はなき箱根強羅国際スケートリンクを思い出す。小学生の頃は毎年冬になると早雲山駅からスケート場まで歩いたのがなんとも懐かしい。早雲山駅から自転車で県道734号沿いを大涌谷方面へ。空気にうっすらと硫黄の匂いがするが、それも普段と変わらないくらいでさほど異変は感じない。早雲山駅を出発してゆるやかな上り坂を走ること約1kmほどで大涌谷橋へ。頭上からずっとジェット機の飛行音のようなものが聞こえる。大涌谷橋は大涌谷からの沢筋に架かる橋で大涌谷からは約500mくらい離れている。大涌谷橋を渡り最初のカーブの途中の場所が県道734号沿いで大涌谷方面の谷間を見渡せる唯一の場所。橋を渡っただけで噴気の音が物凄く大きくなって、空港でジェット機の離陸を聞いてるくらいの迫力がある。こんなに激しく噴気をあげている大涌谷は初めて見た。大涌谷橋で写真を撮り、再び県道734号沿いを1kmほど進むと、道路脇に人だかりが出来ていた。テレビカメラも置かれている。人だかりの視線の先には森があって、地面からもうもうと噴気があがっている。ここは以前ランニングで通ったときにも少し噴気があがっていたがその比ではないくらの量。森のなかの噴気を見ていたのは地元の方数人で、騒動以来何度かこの場所を訪れているがここ数日で何本が木が倒れたとのこと。早雲山駅から約3kmほどで県道734号と735号とのT字路へ。噴火警戒レベル2が発令されているので当然、大涌谷へと続く県道734号は閉鎖されていた。T字路から折り返し早雲山駅へと戻る。帰りはずっと下り坂なので10分ほどで早雲山駅へ到着。早雲山駅からロープウェイが運休しているので観光客は代替輸送のバスへ乗車している。思っていたよりも観光客は多かった。その観光客は早雲山駅の片隅でしきりに写真を撮っていた。カメラの向けられている先は早雲地獄の噴気。しかし多くの観光客は、それが大涌谷だと思っているようで、「結構すごいな」などと話し声が聞こえる。今回の大涌谷の様子は普段接することがない火山活動を身近に感じることが出来てなかなか興味深かったが、箱根の観光業や産業に色々と影響が出ているので早く収束してもらいたい。

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