壬生の政局やいかに…

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「バリエーション豊かに」or「バラエティーに」でしょう!?

2014-09-25 16:19:07 | Weblog

文化庁の国語世論調査で、「世間ずれ」や「やぶさかでない」などの慣用句が本来とは違う意味で使われていることが明らかになりました。

世間ずれは、本来「世間を渡ってず賢くなっている」という意味で「あばずれ」「すれっからし」の似ています。でも、「世の中の考えからずれている」との意味だという人が過半を超えています。「他山の石」「煮詰まる」「天地無用」「まんじりともせず」はいずれにしても、私がよく使う「やぶさかでない」は「喜んでする」が正解で、これは安心しました。

「タクる」「ディスる」等造語の動詞に言及がありましたが、私的にどうしても聞き捨てならない言い回しがあるので…。

それは、「バラエティー豊かに」です。スーパーや量販店で耳にするたび、軽い怒りを感じます。「バラエティー」という形容詞はそれだけで「バリエーション豊か」という意味があり、「バラエティー」と「豊か」が完全に被っています。ここは「バリエーション豊かに」か「バラエティーに」で収めて欲しいーー切なる願いです。

伊藤四朗氏が毛嫌いする「何気に」も、「何気なく」と同義で使われることが多く、私もこれには眉をひそめます。

その他ーー「ハンパない」「ガッツリ」に違和感を覚えます。特に女性の口から「ガッツリ」などと聞くと、どんな美人でも引いてしまいます。まぁ美人は、「ガッツリ」などと言わないでしょうけど…。