惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

ひさびさの雨

2019-01-31 21:23:30 | 日記

 今日は積み上がった本の山を少しでも低くする作業。
 仕事の本が、仕事部屋、居間、2階の元・子供部屋に積み上がっています。いつか、すべてを本棚に収めたいのですが、そのためには全体の量を減らさなければなりません。

 とりあえず、去年の雑誌で不要になったものは処分しました。
 今日からは書籍類。片っぱしから、保存用・田舎の図書館へ寄贈分・処分の3つに分類し、後者の2群は段ボール箱に詰めてゆきます。

 で、夕方、処分本の一部をブックオフに持っていったら3360円になりました。よしよし。

 ブックオフから自転車で帰って来る途中で、雨が降りだしました。夜には本降りに。
 ひさしぶりのお湿りです。乾ききっていた地面も、これで潤うでしょう。畑の水遣りも、しばらくは不要になりそう。ありがたいことです。

 告知が途切れていましたが、「ベストSF2018」、投票、受け付けています。
 昨年、出版されたSFで、面白いと思ったものを教えてください。要領はこちらから。よろしくお願いします。


レンジで落花生

2019-01-30 21:23:05 | 食・レシピ

 朝は市民農園に行って、水遣りがわりにミミズのおしっこを振り撒いてきました。
 コンポスト容器(ミミズ御殿)から採取したのを、そのままではなくて、たぶん100倍ぐらいに薄めてあります。これがいつも使う液肥なんです。

 午後は、庭の植木に寒肥。
 根元にぐるりと溝を掘り、油粕を埋めました。落ち葉が積もったところは除外するので、道路沿いの塀の内側にあるカイヅカイブキと、庭の中央のサルスベルだけ。すぐに終わり、あとは鉢植えバラの剪定と、やはり寒肥やり。

 家の人が落花生を電子レンジで煎る方法を試してみました。
 炭火で煎るのとでは、比べるようもなく楽で早いのですが、煎りたては味がイマイチかなという感じ。でも、時間が経って冷めると、あまり差が感じられなくなりました。
 落花生、美味しい!

 〈小説推理〉3月号が発売になりました。担当のSFレビューで次の4冊を取り上げています――

  • 大森望 責任編集 『NOVA 2019年春号』 (河出文庫)
  • 『GENESIS 一万年の午後 創元SFアンソロジー』 (東京創元社)
  • 勝山海百合 『廚師、怪しい鍋と旅をする』 (東京創元社)
  • コニー・ウィリス 『クロストーク』 (大森望訳、早川書房)

 『NOVA』と『GENESIS』、書き下ろし短編のアンソロジーが並びました。これからも続くらしい。うれしいですね。


背中のいちょうが泣いている

2019-01-29 21:09:25 | ひと

 朝、起き抜けにサッカー・アジア杯準決勝、日本対イランの後半をビデオ観戦。
 前半はライヴで見ましたが、ハーフタイムで寝床に入ってしまいました。

 前半は押される展開で心配していたのですが、後半11分、南野選手が倒された後、すぐボールに駆け寄ってセンタリング。それを大迫選手が頭で合わせて、鮮やかな先取点。「ノーファール」を主審にアピールしていたイラン選手たちはあっけにとられたことでしょう。
 その後は、イランがいら立ち、日本は冷静に対処する展開で、結果は3-0の快勝。素晴らしい。

 夕方、橋本治さんの訃報に接しました。
 どういう因果なのか、今ちょうど家の人が『桃尻訳枕草子』を読んでいる最中。ふたりとも絶句しました。

 大学に通っていた時、SF研究会の先輩・岡田さんが国文科で、橋本さんと同級。その岡田さんに連れられて橋本さんがSF研に顔を出したことがありました。確か、ご自分で編まれたカーディガンを着ていたような。話題を呼んだ「とめてくれるなおっかさん」のポスターから2年ぐらい経っていましたっけ。
 何か話をした記憶はありますが、内容は定かではありません。

 その後、『桃尻娘』を読んで、ひっくり返りそうな衝撃を受け、続編も夢中になって追いかけたことでした。
 70歳という若さであちらへ旅立たれてしまった。残念です。


昨日・今日

2019-01-28 21:13:18 | 日記

 昨夜は御徒町のお江戸上野広小路亭で「立川三四楼・真打トライアル」第1弾。
 現在、二つ目の三四楼くんが真打昇進を賭けてつとめるという独演会です。落語3席に、得意の似顔絵ネタを2セットも繰り出し、渾身の力を振り絞っていました(といっても落語ですから、脱力感がありますが)。

 落語の1つが横田順彌さん原作の「サイボーグ馬物語」だったのが、何よりの手向けと感じられました。
 この新作落語は、傑作。実によく出来ています。
 問題があるとすれば登場人物の1人であるみのもんた氏がどんどん過去の人になってゆくこと。時事ネタふうに扱わず、「こんなに凄い司会者がいた」と歴史上の人物にまつりあげれば、この先、長く語ることができるんじゃないでしょうか。

 この「真打トライアル」は、この後、2月24日と3月29日にもあり、出来栄えを見て、師匠の談四楼さんが昇進の可否を判定するそうです。

 明けて、今日は細々とした用事をあれこれと。

 朝、カラカラになっている市民農園に水遣りに行ったら、畑の隅にある水道の蛇口から水が出ません。冷え込みで凍っていました。
 最低気温 -3.4℃ (隣町アメダス)だったとか。
 畑へは、午後、もう一度出かけて、今度は水遣り成功。
 他に、税務署へ行ったり、仕事には不要になった雑誌をブックオフに持って行ったり。気になっていた仕事が、少しですけど、片付きました。

 作曲家のミシェル・ルグランさんが86歳で亡くなられたそうですね。
 この人が音楽を担当した映画には、私好みのものが多く、タイトルを眺めているとじわ~んときます。『シェルブールの雨傘』、『ロシュフォールの恋人たち』、『おもいでの夏』、『うず潮』……。
 音楽だけをいえば、『華麗なる賭け』の主題曲「風のささやき」(原題:"The Windmills of Your Mind")がいちばんのお気に入り。ここへはダスティ・スプリングフィールドによる見事な歌唱を貼っておきます。


古典SF研例会

2019-01-26 21:27:29 | SF

 午後、ワインその他の買い物に走り回った後、神保町に出て、午後5時から古典SF研究会の例会。

 いうまでもなく、この会は横田順彌さんを中心として発足したもの。その横田さんが……。

 いつもはたくさん古本を買い漁った後で会にやって来て、成果を披露し合うメンバーたちが、今日はしんみりどんより。
 横田さんのことや今後のことを語り合いました。

 私は早めに失礼して帰宅しましたが、あの後も気勢は上がらなかったんだろうなあ。