古墳:探訪

全国の前方後円墳を中心に訊ね歩いています。

静岡県磐田市・新豊院山1号墳

2016-10-22 08:19:13 | Weblog
静岡県磐田市向笠竹之内中原の丘陵尾根上にあります。
天竜川と太田川に挟まれた磐田原台地の東縁辺部にある、標高約70mほどの小丘陵です。
曹洞宗 鷲渓山 新豊院 の裏山(北側)です。








                        (後方部)


                   (前方部から後方部を見ています)


                   (後方部から前方部を見ています)

全長33.5m、 後方部一辺長20m・高さ5.5m、 前方部先端幅9.5m・高さ?m  の前方後方墳です。
前方部を東に向けています。
ただこの1号墳は前方後円墳の可能性もあるそうです。

葺石は施されていなかったようです。
主体部の発掘は行われてなく、そのため副葬品や出土品については不明です。

古墳時代前期の築造と推定されています。

昭和62年7月3日、新豊院山古墳群として国の史跡に指定されています。


「新豊院山古墳群」
   弥生時代中期から古墳時代前期にかけての墳墓群です。
   その時代の墓の移り変わりを知ることができる貴重な遺跡です。
   前方後円墳1基、前方後方(円)墳1基、方形台状墓1基で構成されています。
   昭和55年9月~57年3月にかけて発掘調査が行われています。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿