人生散策日記

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「村山たか」ゆかりの、京都「金福寺」へ

2016-10-11 13:18:42 | 日記

京都散策のその3は、「村山たか(村山たか女)」ゆかりの「金福寺」です。
「金福寺(こんぷくじ)」は、京都市左京区一乗寺才形町にある臨済宗南禅寺派の寺院で、山号は佛日山、本尊は聖観世音菩薩。貞鑑6年(864)の創建で、開基は安恵。
何年か前の日本経済新聞の連載小説・諸田玲子著「奸婦(かんぷ)にあらず」を、「井伊家一族」確認の一環でもう一度読み、この機会を利用してこの日参拝したものです。
ヒロイン「村山たか(村山たか女)」は幕末の激動期に、その美貌と才気で嵐の中を生き抜いた女性で、別に船橋聖一著の「花の生涯」のヒロインでもあります。晩年に尼としてこの寺に入り、その波乱に満ちた生涯を閉じた所で、今日では紅葉の名所として知られています(村山たかは井伊直弼と恋仲)。
これまで2~3度訪れたことがありますが、京都市街地を望む高台の、静寂で落ち着いた花の似合う名刹と言えるでしょう。

           < 京都市左京区一乗寺才形町 「金福寺」 / 2016.10.7 >