人生散策日記

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美濃の古刹を訪ねる旅

2014-02-06 16:01:48 | 日記

岐阜県美濃地方には古刹・名刹が多く、これまでにも美濃三十三観音霊場、東海三十六不動尊霊
場、東海四十九薬師霊場(以上は結願)、美濃四国八十八ヶ所(一部)、円空仏の寺など、多くをお
詣りしましたが、この度「美濃七福神」に所属する6ヶ寺を参拝して来ました。
いづれの寺院も、①創建が古く由緒ある歴史を持ち、②仏像など文化財多く、また③伽藍が整い、
いづれも古刹・名刹としての存在感と威厳さを持ち合わせています。
今回は、「美濃の古刹めぐり」その1として、「新長谷寺」と「護国之寺」について記録します。


    

      

                < 吉田山 新長谷寺 / 関市長谷町 >

新長谷寺(しんちょうごくじ)は、岐阜県関市にある真言宗智山派の寺院で、山号は吉田山、本尊は
十一面観世音菩薩。貞応元年(1222)、後堀河天皇の勅命により、空海の四世護認上人の開山と
伝わる。以来、通称「吉田観音(きったかんのん)」と呼ばれるとともに、美濃の法隆寺とも呼ばれる。
本堂をはじめ、三重塔、薬師堂など主な伽藍は室町時代の建立で、古刹としての存在感あり。
美濃七福神としては、「毘沙門天」と「寿老人」の二神。


    

      

               < 雄総山 護国之寺 / 岐阜市長良雄総 >

護国之寺(ごこくしじ)は、岐阜県岐阜市にある高野山真言宗の寺院で、山号は雄総山、本尊は十一
面千手観世音菩薩。伝承によれば、天平18年(746)、聖武天皇の勅願により行基が開山。なお、こ
の寺の開山に関しては、奈良の大仏造立に関わった「日野金丸(ひのきんまろ)」の伝説あり。
国宝の「金銅獅子唐草文」ほか、文化財も多く、また、春には桜の花が見事であり、多くの参拝客やカ
メラ愛好家が訪れることでも有名です。
美濃七福神としては、「布袋尊」。