◎「うま味」の元がグルタミン酸ソーダであることを発見:池田菊苗(1908年)
1864年、京都に生まれた池田は1889年東大理学部化学科を卒業。1899年から2年間ドイツに留学し、帰国後、東大教授に就任しました。そして昆布の旨み成分の研究に携わり、1908年に旨み成分がグルタミン酸ソーダ(ナトリウム)であることを突き止めました。更にこれの製法を確立し、特許権を得て、鈴木商店より調味料として発売しました。これが『味の素』です。『味の素』は世界中で販売され、現在では世界100ヶ国以上で使われています。
また、これにより「UMAMI」という言葉が外国でも知られるようになり、1985年に開催された「第一回うま味国際シンポジウム」を機に、公式用語として使用されるようになりました。
(信)
1864年、京都に生まれた池田は1889年東大理学部化学科を卒業。1899年から2年間ドイツに留学し、帰国後、東大教授に就任しました。そして昆布の旨み成分の研究に携わり、1908年に旨み成分がグルタミン酸ソーダ(ナトリウム)であることを突き止めました。更にこれの製法を確立し、特許権を得て、鈴木商店より調味料として発売しました。これが『味の素』です。『味の素』は世界中で販売され、現在では世界100ヶ国以上で使われています。
また、これにより「UMAMI」という言葉が外国でも知られるようになり、1985年に開催された「第一回うま味国際シンポジウム」を機に、公式用語として使用されるようになりました。
(信)