日本の真実

日本人自身が知らない「世界に誇るべき日本の真実の姿」を様々な面から紹介するブログです。

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日本の記念すべき日 其の四十 5月30日 世界初のロータリーエンジン搭載車「コスモスポーツ」発売

2008-05-30 00:25:15 | Weblog
◎東洋工業(現マツダ)が世界で唯一、量産化に成功(昭和42年:1967年)

一般の自動車に使われているレシプロエンジンは、シリンダー内でガソリンを燃焼させ、ピストンを動かして動力を得ますが、ロータリーエンジンはピストンの代わりにローターがあり、それを回転させて動力を得る仕組みのエンジンです。レシプロエンジンより小型、軽量で高出力を出せるという特長がある一方、燃費がレシプロエンジンより劣るという欠点もあります。ドイツのフェリックス・バンケルと自動車メーカーのNSU社(現アウディ)が共同で、1950年代後半に世界で初めて開発に成功しました。
東洋工業は1961年にNSU社と技術提携を結び、ロータリーエンジンの実用化に取り掛かりましたが、NSU社が作った試作エンジンは実用レベルには程遠く、開発は苦難の連続でした。特に「悪魔の爪痕」と呼ばれたチャターマーク(波状摩耗:シリンダー内面に発生する波状の摩耗)の克服は困難を極め、開発に当たった47人のエンジニアたちは、赤穂浪士になぞらえて「ロータリー四十七士」と呼ばれました。
同様にロータリーエンジンの実用化に取り組んだ他の自動車メーカーが次々と開発を断念する中、東洋工業はエンジン素材にカーボンを使用するなどの工夫をして、チャターマークの問題を解決しました。そして1967年5月30日、遂に世界初のロータリーエンジン搭載車「コスモスポーツ」発売に至りました。
結局、世界で東洋工業ただ1社のみがロータリーエンジンの量産化に成功し、現在まで開発・製造をしているのはマツダだけです。
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世界最高性能の光学顕微鏡を開発 東北大学

2008-05-29 06:08:05 | Weblog
先月17日、東北大学多元物質科学研究所の山本正樹、柳原美広教授らのグループは、軟X線を利用した高性能光学顕微鏡を開発したことを発表しました。分解能(解像能力)は400ナノメートル(1ミリの1万分の4の長さ)で、光学顕微鏡では現在、世界最高性能ということです。
光学顕微鏡の分解能は光源に使用する光の波長で決まります。従来の可視光(人間が見える光)を用いた光学顕微鏡では、1000ナノメートル(1ミリの千分の1の長さ)が限界でした。それより分解能の高い顕微鏡として、放射光光源を用いたものや電子顕微鏡があります。しかし、放射光光源は特殊な施設でしか使えない為、一般の人が簡単に使えるものではなく、また電子顕微鏡は試料を乾燥させる必要がある為、生きた細胞を見ることが出来ません。
可視光より波長の短い紫外線や軟X線などを使用して分解能を高められることは、以前から分かっていましたが、実現には至っていませんでした。光学顕微鏡は、鏡で光を反射させて試料を観察しますが、軟X線は透過力が高く、普通の鏡では通り抜けてしまうことが開発の障害となっていました。
同研究グループは、約10年前からこの研究に取り組み、モリブデンとシリコンを交互に何層にも塗り重ねて、軟X線を反射するようにした多層膜鏡を開発し、今回の顕微鏡開発に至りました。
軟X線はX線の中でも波長が長い光で、空気に吸収される性質がある為、安全ということです。放射線の管理は特別必要無く、顕微鏡は普通の研究室に設置出来ます。
この顕微鏡を使って、これまでは難しかった細胞内でのたんぱく質が作られる様子などが、直接観察出来るということです。同研究グループは、更に分解能50ナノメートルを目指すということです。
普通の実験室にある顕微鏡で、細胞の中の様子が見れるとはすごい発明ですね。遺伝子工学分野や医療分野など、様々な分野に活躍しそうです。

http://www.tohoku.ac.jp/japanese/press_release/pdf2008/20080417_3.pdf
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/news/20080418-OYT8T00113.htm
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/04/20080408t13042.htm

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世界最高レベルの超大型陽子加速器、年末に稼動を開始

2008-05-27 05:56:29 | Weblog
先月16日、高エネルギー加速器研究機構と日本原子力研究開発機構が共同で、茨城県東海村白方の日本原子力研究開発機構東海研究開発センター内に建設を進めている、大強度陽子加速器施設(J-PARC)の一部が公開されました。
J-PARCは、3種類の加速器で陽子を光速近くまで加速して原子核に衝突させ、壊れた原子核から中性子やニュートリノなどの素粒子を実験に利用する、世界最高レベルの研究施設です。
陽子はまず「リニアック」と呼ばれる、全長330メートルの直線型加速器で加速され、次に1周350メートルの円型加速器「3GeVシンクロトロン」で光速の約97%まで加速されます。そして最後に、1周1.5キロメートルの円型加速器「50GeVシンクロトロン」で光速に近い速度となります。「リニアック」と「3GeVシンクロトロン」は既に調整運転を行っており、「50GeVシンクロトロン」も今月から試験を行なっています。
同施設は生命科学や素粒子の研究に加えて、新薬の開発等にも期待されており、12月に一部が稼動する予定となっております。
素粒子の研究分野では世界最先端を行く我が国ですが、この施設の稼動を機に、更に研究が進展することを期待しております。

http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20080417ddlk08040074000c.html
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc&k=2008050500134
http://www.tsukuba-sci.com/index.php?mode=kijiid&id=836

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世界初、下の階から建物を解体する工法を開発 鹿島

2008-05-25 01:42:02 | Weblog
先月22日、ゼネコン大手の鹿島は建物を「だるま落とし」のように、下の階から順に解体していく新工法を開発したことを発表しました。従来のビル解体は上の階から取り壊していきますが、下の階から取り壊す工法は世界で初めてです。
「鹿島カットアンドダウン工法」という新工法は、まず下の階の柱を切断して、代わりにジャッキで建物を支え、1フロアずつ梁や床を解体していきます。更に、建物の基礎部分と地上階の床をつなぐ鉄筋コンクリートの仮設柱を設置して、耐震性を確保する工夫もしています。同様の工法は、煙突や鉄塔などの解体では行われていますが、ビル解体には用いられていませんでした。
従来の工法と比べて、粉じんの飛散を約3割削減することが可能な他、工期を1~2割程度短縮出来る、廃材の分別やリサイクル作業がしやすくなる、騒音が小さくなる、高所作業が減るので安全性が向上するなど、多くのメリットがあります。
現在、東京都港区にある同社の20階建てと17階建ての旧本社ビルの解体を新工法で行っており、従来工法では解体に7ヶ月掛かるところを、新工法では5ヶ月で解体が完了するということです。
古いビルの解体作業の映像を時折見かけることがありますが、粉じんを周囲に撒き散らし、ひどいものだなとかねがね思っておりました。環境に優しい新工法が早く世界中に普及してほしいものです。

http://mainichi.jp/select/biz/news/20080425k0000m020093000c.html
http://www.nikkeibp.co.jp/news/const08q2/569575/
http://home.yomiuri.co.jp/news/20080423hg02.htm

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世界初の携帯IP電話 7月にもサービス開始

2008-05-23 05:51:12 | Weblog
先月21日、日本通信は7~9月に、携帯電話での「IP(インターネット・プロトコル)電話」サービスを開始することを発表しました。IP電話は音声をデジタル化して、インターネット経由で通話するもので、固定電話では用いられていますが、携帯電話でのサービスは世界で初めてとなります。
日本通信は既存の電話回線を借りて通信サービスを行う会社です。今回はNTTドコモの携帯電話回線を借りてサービスを開始し、番号は「050」を使う予定です。
料金はまだ未定ということですが、IP携帯同士の場合は月々の定額制で、時間による追加料金は取らない方式を検討しているとのことです。これが導入されれば、IP携帯同士なら通話し放題になるということで、特に企業での需要が見込まれそうです。
ネットは今やつなぎ放題が当たり前ですが、携帯も近々そうなりそうです。便利な世の中になりましたね。

http://mainichi.jp/select/biz/news/20080422k0000m020072000c.html
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-31415120080421
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080421AT1D2001F20042008.html

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世界初、「ペアリング暗号」演算専用のICを開発

2008-05-21 05:55:46 | Weblog
先月15日、富士通グループの電子部品メーカーであるFDKと筑波大学、はこだて未来大学、情報セキュリティ大学院大学は、新しい暗号技術として期待されている「ペアリング暗号」の演算専用ICを世界で初めて開発したことを発表しました。
近年、情報化社会の著しい発展に伴い、暗号技術の重要度が日増しに高まってきています。現在、主に用いられている暗号技術はRSA公開鍵暗号と言いますが、これはますます多くなると思われるハッキング等の情報漏洩に対処する為には複雑な鍵管理が必要となり、今後は徐々に対応しきれなくなってくることが考えられます。
ペアリング暗号は数年前から用いられるようになった暗号技術ですが、公開鍵の暗号の基盤が従来のものより簡単で、これまで必要だった鍵共有プロトコルのやり取りが不要な為、簡単で安全性の高い情報セキュリティシステムを組むことが出来るということです。しかし、演算処理がRSA公開鍵暗号の数倍の時間掛かるという欠点がありました。
今回、開発されたICは一回のペアリング計算時間が47μs(100万分の47秒)で、従来のコンピューター端末を使った場合の約千倍の速度ということです。
最近はあらゆる個人情報が電子化されていますので、どこかで漏れていないかどうか心配になります。こういった技術が早く普及して、安心出来るといいですね。

http://www.fdk.co.jp/whatsnew-j/release080415-j.html
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/87452.html
http://www.elisnet.or.jp/news/news_detail.cfm?select_news_id=14829

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トヨタのハイブリッド車「プリウス」 世界累計販売台数が100万台を突破

2008-05-19 00:17:15 | Weblog
15日、トヨタ自動車は世界初の量産型ハイブリッド車「プリウス」の世界累計販売台数が4月末で100万台を超えたことを発表しました。
「プリウス」は1997年12月に国内で発売され、2000年に北米や欧州などでも販売を開始。現在は世界43ヶ国・地域で販売されています。発売当初は伸びなかった売り上げも、環境問題への関心が高まるにつれて伸びて行き、2004年には初めて年間10万台以上の売り上げを記録しました。4月末の段階で累計販売102万7700台を記録し、発売から10年5ヶ月で100万台突破となりました。
10・15モード走行での燃費が35.5km/Lと、世界最高レベルの燃費性能を持つプリウスは、CO2排出量も同等クラスのガソリンエンジン車より少なく、プリウス100万台のCO2排出抑制効果は約450万トンということです。
プリウスはまだ環境問題に関心が低かった頃に発売されており、その先見の明には脱帽致します。さすがはトヨタ、ただ販売台数世界一に迫っているだけではないですね。今後も色々な面で世界をリードしていってほしいと思います。

http://mainichi.jp/select/biz/news/20080516ddm008020121000c.html
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20080515-OYT1T00557.htm
http://car.nikkei.co.jp/release/index.cfm?i=189104

(信)
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ロボットで世界初 ホンダの「ASIMO」がオーケストラを指揮

2008-05-18 00:07:49 | Weblog
13日夜、米ミシガン州デトロイトで開催されたデトロイト交響楽団のコンサートにおいて、ホンダが開発した二足歩行ロボット「ASIMO」がオーケストラを指揮しました。これはロボットとして世界初ということです。
ASIMOの指揮は、世界的なチェリストであるヨーヨー・マを招いて行われた、同市の若者向け特別コンサートの最初に行われました。
ASIMOは舞台に歩いて登場すると、演奏前に観客に向かって挨拶をし、ミュージカル「ラ・マンチャの男」の楽曲「見果てぬ夢(The Impossible Dream)」を指揮しました。演奏後も観客にお辞儀し、観客と演奏者から大きな拍手を送られました。
人間の指揮者と違い、ロボットはプログラム通りに動くだけで、演奏者とコミュニケーションを取ることが出来ない為、すぐにロボットが人間に代わることはありませんが、それでも演奏者たちからは「(動きが)思っていたよりも滑らかだった」という感想が聞かれました。
すごいですね。とうとう指揮までするようになりましたか。ロボット技術は日進月歩ですので、演奏者の動きに反応して、タクトの振り方を変えるロボットが登場する日もそう遠くはないかもしれませんね。

http://www.afpbb.com/article/life-culture/culture-arts/2391179/2928137
http://www.cnn.co.jp/showbiz/CNN200805150017.html
http://www.honda.co.jp/news/2008/c080424.html

(信)
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世界初、医療・介護用人支援ロボットスーツの量産工場を着工

2008-05-17 01:11:55 | Weblog
先月16日、大和ハウス工業と医療・介護用自立支援ロボットスーツの研究・開発を行っているサイバーダイン社は、ロボットスーツ「HAL」の量産工場を茨城県つくば市に着工しました。医療・介護向けの人支援ロボットスーツの量産工場は世界で初めてです。
工場は10月に製造を開始する予定で、「HAL」を年間500台生産して、医療機関や介護施設などにリースしていくということです。
また現在、同市内で建設が進められているつくばショッピングセンター内に、サイバーダイン社の各種テクノロジーを体験出来る施設「サイバーダインスタジオ」を建設中で、秋にはオープンする予定とのことです。
介護の問題は今後、ますます大きな社会問題になってくると思いますので、これらの需要も増えてくるのではないかと思われます。世界でもトップクラスにある我が国のロボット技術が、介護の分野でも更に生かされるよう、今後の研究開発に期待しています。

http://www.daiwahouse.co.jp/release/20080415205107.html
http://bcnranking.jp/news/0804/080417_10480.html
http://response.jp/issue/2008/0416/article108278_1.html

(信)
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日本の記念すべき日 其の三十九 5月15日 長距離飛行の世界記録を樹立

2008-05-15 00:03:46 | Weblog
◎航研機、無着陸周回航続距離と10,000kmコース速度の世界記録2つを樹立
(昭和13年:1938年)

航研機は1931年に東京帝国大学航空研究所(航研)の所長だった斯波忠三郎が、長距離飛行世界記録を達成する為に提案し、斯波の後任で所長に就任した和田小六を中心として、翌1932年から開発が進められた航空機です。
同機は長距離飛行を可能とする為に、幾つかの工夫がなされました。
・主翼の表面は大部分が布張り(最上質のエジプト綿)で、その上に塗料を何重にも塗り重ね、鏡のように磨き上げられた。
・当時の航空機ではほとんど採用されていなかった完全引込脚構造を採用。脚孔は折り畳み開閉式の蓋で完全に主翼の形状が保たれるようになっていた。
・風防(窓)の上部への飛び出しを無くした。操縦者は離着陸の時だけ操縦席から顔を出して機を操縦し、飛行中は座席を下げ、胴体内に入って平らな風防を閉じる構造とした。このため飛行中、操縦士は前方が全く見えなかった。
1937年3月31日に機体が完成し、5月25日に羽田飛行場にて初飛行に成功。試験飛行を重ねた後の11月13日、長距離飛行の1度目の挑戦が行われましたが、引込脚の故障により失敗に終わりました。翌1938年5月10日の2度目の挑戦も、自動操縦装置の故障で失敗しました。
3度目の挑戦となった1938年5月13日午前4時55分、航研機は千葉県木更津飛行場を離陸。搭乗したのは主操縦士 藤田雄蔵少佐、副操縦士 高橋福次郎曹長、機関士 関根近吉技手。木更津-銚子(千葉県)-太田(群馬県)-平塚(神奈川県)を結ぶ一周401.759kmのコースを29周して、15日午後7時18分、木更津飛行場に無事着陸しました。飛行時間は62時間22分49秒。無着陸周回航続距離世界記録11,651.011kmと、10,000kmコース速度世界記録186,197km/時の2つの国際記録を樹立しました。(それまでの周回長距離飛行記録は1932年 フランス、デュペルドサン機の10601km)
しかし翌年、航続距離記録はイタリアのサヴォイア・マルケッティS82PD型長距離機機に、10,000Km速度記録はドイツのハインケルHe116型機に記録を塗り替えられました。
航研機はその後、羽田で保存されていたが、敗戦後に駐留してきた米軍により海中に破棄されてしまいました。
2003年に航研機は復元され、現在、青森県三沢市の航空科学館で展示されています。
日本の航空機で公認の世界記録を樹立したのは、現在までこの航研機ただ一機だけです。
(信)
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採血なしで血糖値を測定出来る装置を開発 実用化されれば世界初

2008-05-14 06:16:11 | Weblog
先月15日に長崎市で行われた、長崎県工業技術センターの研究成果発表会で、レーザー光を用いて血中の血糖値を測定出来る装置を開発したことが、報告されました。採血をせずに血糖値を測定する装置は世界中で研究が行われており、2004年には民間企業が開発に成功したとの発表がありましたが、未だ実用化には至っていません。もしこれが実用化されれば世界初となります。
同センターでは以前、レーザー光によって果物の糖分を測定する機器を開発しています。血糖値は果物の糖分の約100分の1と少なく、また血液は流れていて、血管が膨張・収縮することから、果物の糖分より測定が難しく、高精度の機器が必要となります。同センターは今回、果物の糖度計の原理を元に、新たな測定技術を加えて、血糖値測定装置を開発しました。
生活習慣病の一つである糖尿病は年々増加しており、現在、患者数は国内で740万人、予備軍を含めると1600万人以上いるそうです。治療の際には血糖値検査のため採血が行われ、多い人では1日に数回採血されるそうです。採血なしで血糖値を測定出来れば、患者さんの苦痛を大きく減らすことが出来、また採血よる二次感染も防ぐことが出来ます。ですので、一日も早く実用化されてほしいですね。

http://www.pref.nagasaki.jp/kagaku/houdou/pdf/20061001kettouti.pdf
http://www.pref.nagasaki.jp/kogyo/itcn/whatsnew/2008/080401/kagaku2008-1.html
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/15869

(信)
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世界最大の炭素繊維生産設備を2010年に稼動 東レ

2008-05-12 05:52:04 | Weblog
先月11日、東レは愛媛県松前町にある愛媛工場に、世界最大となる年間生産能力4000トンの炭素繊維製造設備を設置することを発表しました。約150億円を投資して建設し、2010年に生産を開始するとのことです。
同社は炭素繊維で世界トップシェアの34%(2006年時点)を有する、世界最大の炭素繊維メーカーです。現在、国内及び米国、フランスで炭素繊維を製造しており、今年の生産量は1万7900トンになる見込みですが、2012年には約1.7倍の年3万トン超まで増産する計画です。
炭素繊維は今後、航空機や自動車、電子機器などの分野で需要が増加していくと推定され、市場規模は現在の4万トンから、2012年には6万9000トン、2015年には8万8000トンに拡大する見通しとのことです。同社は2015年には全体で37%、同社が強い航空機分野では65%超のシェア拡大を目指しています。
東レの炭素繊維は、来年就航予定の米国ボーイング社の新型旅客機B787にも使われており、正に世界のトップメーカーと言えると思います。今後も世界トップを維持し続けてほしいですね。

http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-31283220080411
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080412AT1D1103Y11042008.html
http://www.jiji.com/jc/c?g=ind_30&k=2008041100800

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世界初、植物の発光を用いて化学物質の毒性を測定する方法を開発

2008-05-10 09:02:30 | Weblog
先月3日、電子部品製造・販売の浜松ホトニクスは、独立行政法人 国立環境研究所と共同で、植物が光合成する際に発生する「遅延発光」という現象を利用して、化学物質の毒性を測定するシステムを開発したことを発表しました。「遅延発光」を用いて毒性測定するシステムは世界で初めてということです。
化学物質の毒性試験法は、経済協力開発機構(OECD)が標準法として定めた「藻類生長阻害試験」(TG201)があります。これは測定する化学物質を加えた液中で、単細胞の藻を72時間培養し、その増殖を調べる方法ですが、測定に3日間を要し、試験費用は1検体で80万円前後掛かります。
同社は、より短時間、低コストで毒性を測定出来る方法を開発する為、植物の「遅延発光」に着目しました。植物は光合成によって光をエネルギーに変え、細胞に蓄積します。ところが、光が遮断されると逆の反応が起こり、細胞に蓄えられたエネルギーが変換されて、微弱な光を発します。これを「遅延発光」と言います。
同社では、化学物質を加えた液中で藻を24時間培養し、発生する遅延発光を60秒間計測して得られるフォトン(光の単位)の積算数が、標準法TG201で72時間培養した藻の増殖と相関関係にあることを発見しました。この相関関係を利用して、検体の遅延発光を光電子増倍管で検出し、発光量を正常のものと比較することで、毒性が測定出来ます。
この高感度光検出装置を用いた「光バイオアッセイシステム」は24時間で測定出来、所要時間は標準法の3分の1となります。コストは10分の1になり、更に標準法と異なり、機械による測定の為、専門技術を必要としないメリットがあります。
光検出装置は10月に製品化される予定で、価格は250万円前後の予定ということです。農薬や洗剤、化粧品メーカーや、工場廃液、下水道の毒性測定などへの普及が期待されます。
低コストで簡単に毒性を計れる画期的な方法ですね。環境中に排出された化学物質は現在、数万種以上あり、そのうち毒性が確認されているのは数百種程度ということですので、この方法で、まだ確認されていない物質の毒性が早急に確認されることを望みます。

http://jp.hamamatsu.com/hamamatsu/press/2008/2008_04_03.html
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080404/150010/
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20080405ddlk22040161000c.html

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世界初、シロアリ腸内細菌のゲノム解読に成功 理化学研究所

2008-05-08 04:09:38 | Weblog
先月1日、理化学研究所は、シロアリの腸内に共生する微生物の1種について、ゲノムの完全解読に世界で初めて成功したことを発表しました。
シロアリが木造の家屋を食い荒らす害虫であることは良く知られていますが、森林の倒木を分解して、土に戻してくれる益虫でもあります。シロアリの木材分解能力は、腸内に1,000種類近く共生している微生物の働きによるものですが、そのほとんどが現在は培養出来ない為、それらがどういう働きをしているのか、よく分かっていません。
今回、同研究所の研究チームは、ヤマトシロアリの腸内に共生する原生生物 Trichonympha agilis の細胞内に生息している細菌 Rs-D17 を実験材料に使いました。この細菌はシロアリ腸内だけに生息し、培養成功例が無い未知の細菌です。この細菌を集めてDNAを取り出し、DNA合成酵素
で1,000万倍に増幅させて、塩基配列を解析し、解読に成功しました。
その結果、この細菌はアミノ酸やビタミン類を合成していることが分かりました。またゲノムの大きさは1.1メガ塩基で、普通の細菌のゲノムサイズである2メガ塩基以上より小さいことが判明しました。これは細菌が原生生物内に生息することで、一般の細菌が持つ機能の一部が不要となり、無くなっていった為と考えられます。
近年、木材からバイオ燃料を製造する為の技術開発が世界中で行われるようになり、分解が難しい木材のセルロース等を分解するシロアリの働きが注目されています。今回のゲノム解読方法を用いて、他のシロアリ腸内微生物も研究が進むと思われますので、その成果が今後、バイオ燃料の開発に役立つことが考えられます。
シロアリというと、家を食い荒らす害虫という印象しかありませんでしたが、いい面もあるんですね。今後の研究の進展を期待しています。

http://www.riken.go.jp/r-world/info/release/press/2008/080401/detail.html
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080402/149911/?ST=AT
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080401-00000030-jij-soci

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環境・エネルギー分野等の特許出願件数 日本が12テーマ中11テーマで世界1位

2008-05-06 00:03:33 | Weblog
先月23日、特許庁は2007年度の特許出願技術動向調査結果を発表しました。これは環境・エネルギー分野の5テーマなど合計12テーマを対象に、1980年~2001年以降の日本、米国、欧州、中国、韓国への特許出願状況を国際データベースで調べて、出願者を国籍別にまとめたものですが、12テーマのうち11テーマで日本が日米欧中韓への特許出願件数が1位だったことが分かりました。
環境・エネルギー分野の5テーマのうち、「ディーゼルエンジンの有害排出物質の低減技術」では日本の出願件数シェアが約54%、「メタンハイドレート」では約64%を占め、他の3テーマも50%を超えました。
ライフサイエンス分野2テーマのうち「幹細胞関連技術」だけは米国が出願件数1位でしたが、「バイオセンサ-酵素・微生物を利用した電気科学計測」は日本が1位でした。
「半導体の機械加工技術」「カラオケ関連技術」「電子ゲーム」などものづくり技術、情報通信分野の5テーマにおいても、いずれも日本が1位でした。
近年、日本の科学技術力の低下が指摘されていますので、今回の結果には勇気付けられるものがあります。低下が認められる分野でも、頑張って巻き返してほしいですね。

http://www.jpo.go.jp/cgi/link.cgi?url=/torikumi/puresu/
press_kyousouryoku.htm
http://www.ipnext.jp/news/index.php?id=3344
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2008042301000815.html

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