日本の真実

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ウィーン少年合唱団初の日本人団員が凱旋帰国

2007-05-23 00:29:31 | Weblog
先月25日、ウィーン少年合唱団が来日し、現在、全国各地で公演を行っています。 先月27日から始まった日本公演は6月17日まで、東京、大阪、仙台、福岡、広島など全国で33公演が予定されています。
ウィーン少年合唱団は1498年に創設され、ハイドンやシューベルトといった大作曲家が在籍した名門ですが、その五百年余りの歴史上初めて団員となった日本人であるシマダ・カイ君(13)が今回、団員としての初来日を果たしました。
カイ君は同合唱団に4つあるグループの1つ、ブルックナー組に籍を置き、低音域のアルトを担当しています。25日の記者会見では「みんなで日本の歌『ふるさと』を一生懸命練習して、日本語で上手に歌えるようになりました。ぜひ聴きに来て下さい。」とドイツ語で呼びかけました。
カイ君は1994年4月1日、神奈川県生まれ。日本では6歳の頃から教会で歌っていましたが、来日していた少年合唱団のコンサートを聞いて、その歌声に感動し、公演プログラムに掲載されていた連絡先に問い合わせて、3年前にウィーンでオーディションを受け、合格したということです。現在は約百人の団員とともにウィーンで寄宿舎生活を送っています。
初めての日本人団員を受け入れたオイゲン・イエッサー団長も「驚くほど早くウィーンの生活、授業に慣れました」とカイ君に高い評価を与えていましたが、その一方で記者会見では「東京タワーに行きたい」などと子供らしさも見せていました。
「大好きなのはツアーに出ること」と語るカイ君、これから世界の檜舞台での活躍を期待しています。

http://www.sankei.co.jp/culture/enterme/070426/ent070426001.htm
http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20070425-OHT1T00196.htm
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/books/49235/

(信)