今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

どうした? ダイフク

2018年02月13日 | ダイフク
ダイフクが消息を絶ったかもしれません。
前回の記事の日以来1ヶ月、ダイフクは姿を見せません。前回のときも2週間振りの来訪だった。ようやく足の具合も回復したのかな、と思ったのに、やっぱりまだ養生中なのかそれとも何かあったのか。実はダイフクと付合い始めて2年と2ヶ月、連続2週間以上店に来なかった記憶がない。あのヒールキャラになってスタッフに追われた一昨年でさえ。

              
         最後に会ったときのダイフクは後足が不自由だった

もうお友達になった所轄の保護センター、警察、清掃局には絶えず確認してまして、この間のニャンコの保護、遺体処理情報は隣町で1件。ダイフクがそこまで行くかどうか、可能性は低そうだ。気になるのはダイフクが昨秋あたりから、ニャン同士の喧嘩とは思えないような怪我を何回かしていたこと。後足の異常もそうだった。どこかで追い払われた際に暴力を受けたとか。

一方これまでのダイフクの行動から察して、ダイフクには当店以外にも食べ物などの当てがあるらしい。この1年間は几帳面に来ていたので、今でもあるのかはわからないが、そちらに移動した可能性もあるのです。モドキやカブキが数ヶ月ぶりで現れたり、この界隈には当店以外にもノラにやさしい場所があるようだ。かつては百戦錬磨のボスキャラだったダイフクも、子ニャンにやさしくなったり足の怪我がハンデになったりで、この店をモドキたちに譲ったのかもしれない。

              
  (再掲)大食漢のダイフク、"おかわり"のできる場所なんてそうないだろう

で、例によって心配性が出て周辺の街を何回か探しに出ましたが、シャッポのとき同様で手掛かりも足掛かりもなし。もしダイフクが来たらと再開した置き餌も、モドキとカブキがしっかりと処理しているようです。(たまに遅くなったスタッフが目撃。) まあでもダイフクのことだから、そのうちひょっこりと顔を出すに違いないとは思うのですが。

結局ダイフクに限らず、人間社会の構造を知る由もないノラに主導権がある限り、このようなことは必ず起こる。地域猫だろうがなんだろうが同じことで、ニャンコの安全を第一に考えれば隔離する(室内飼い)しかないのだ。でも、それでいいのだろうか。人間は、あらゆる生き物の中で唯一絶対の神のような存在なのだろうか。ニャンコに限らず他の動物たちと共存するための妥協なんて、本当に必要ないのだろうか。 森林を開拓して彼らの住処を奪い、街に出てくれば害獣扱いする。 人間よ、お前はいったい何様なんだ?

               
     (再掲)せめて住民票(保護者明記の首輪)の発行はしたいのだが

自分にはT(罠で捕獲)ができない。彼らを守るために必要だとわかっていても、やっぱりできない。そしてRは?  今、イエミケの開放を間近にして死ぬほど悩んでいます。すべてのノラを安全な場所に移すことができない以上、苦肉の策なんだと自分に言い聞かせながら。

あーあ、宝くじにでも当たれば、立派な猫シェルターを建ててみんなで暮らすんだけどな。 

              
         2年前のダイフクは事務所内でご飯を食べていた


コメント
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