志情(しなさき)の海へ

琉球弧の潮風に吹かれこの地を掘ると世界と繋がるに違いない。世界は劇場、この島も心も劇場!貴方も私も劇場の主人公!

グッチが中絶禁止法に反対表明 「女性の体のことは、女性自身が決める権利がある」

2019-05-31 06:54:24 | ジェンダー&フェミニズム
「私の体、私が決める」。ローマで開催されたショーで、グッチがファッションを通して反対表明しました。 1980年代にアメリカに留学した時、キャンパスで中絶反対のデモがあり、びっくりしました。中絶が大きなテーマとして迫ってきた経験です。中絶=殺人のポスターも!中絶賛成クリニックが焼き討ちにあったりも。背後にカトリックの影響などー。胎児が逃げ回る映像が流れ、命とは何か考えさせられる一方で胎児を子宮で育む女性自らの体の選択はどうなのか、大きな課題です。好き好んで中絶するわけではないはずです。自らの身体を傷つけるのですからー。 . . . 本文を読む

根路銘ノブさんは「琉球筝曲興陽会」から白眼視され厳しい経験をされたと比嘉先生から伺ったのですが、良かったです!

2019-05-29 10:02:28 | 琉球・沖縄芸能:組踊・沖縄芝居、他
やっと顕彰公演がなされる時が来たのですね。博論を書くためにノブ先生のご本やそのほか琉球筝曲の各組織の記念誌やパンフを紐解いたのですが、ノブ先生の資料はとても有益でした。 . . . 本文を読む

組踊生誕300年!玉城朝薫生誕250年前とかなりの変化ですね!復帰後の女形の登場が男性主流への流れ!女性芸能者は除外!特集上・中・下完了!

2019-05-29 09:44:10 | 琉球・沖縄芸能:組踊・沖縄芝居、他
人間国宝も誕生した21世紀です。そのよさと陥穽も気になります。 女性芸能史を早く出版しなければですね。男が前面に登場ですが、女性芸能者の歴史は長いのです!一方で歌舞音楽は男性ユカッチュのものだったと山里永吉さんも書いているように、その視野から女性たちが排除されていた琉球王国時代であり、近代沖縄ですね。そして現在の古典芸能の中心は男性たちです!かろうじて琉球舞踊は女の世界に見えますが、昨今の傾向はきらきら星たちは男性芸能者(国立劇場おきなわ研修生修了者や芸大出身の男性舞踊家、組踊伝承者)なんですね!もう女性舞踊家は必要ないのでしょうか?頂点の人間国宝を目指すことはできないのかもしれませんね!琉球王国時代の仮設舞台に屋根をつけて三方角から観劇できるほんものの組踊劇場が落成できるよう運動を起こしたらいいですね . . . 本文を読む

アジア近代演劇史:Modernization of Asian Theatres: Process and Tradition (英語)の書籍がやっと誕生ですがー!

2019-05-28 21:04:51 | Theatre Study(演劇批評)
前に書いた論文が[アジア演劇の近代化]の書籍の中に収録され、やっと出版されました!でもネットでの最終校正の後でどう修正されたのか、確認できなかったので、危惧していたのですが、案の上、校正がきちんとやられていないところがあり、出版社や編集者が細部まで気を配っていなかった気がしています。しかも高い書籍で1万円以上の値段がついています。とうてい、献本もないようです。高い書籍を注文しないといけないのですがー。 ただ沖縄芝居や組踊の写真は5枚カラーで提供しています。それはいいですね! . . . 本文を読む

平成から令和へ「沖縄から問う改元」の5回のシリーズ、きちんと読んだのは最後の二回です!

2019-05-27 02:15:08 | 沖縄の過去・現在・未来
令和の儀礼儀式がメディアで盛んに流れていた時、それ以上に皇室のスキャンダルがスマホでもたくさん飛び込んでくる昨今です。それが週刊誌や月刊誌、ネットを含めあらゆるメディアが客寄せパンダのように、皇室スキャンダルで盛り上がっています。この現象は、熱狂的に日の丸を振り、皇居に馳せる多くの日本人の姿がある一方で、皇室スキャンダルが選択の余地なく飛び込んでくる情報の波は、厳かな儀礼儀式や日本国家の象徴的存在を逆にシニカルに見据える対象に変えてしまっているようです。偶像崇拝ではないけれど、崇拝するにたる人間以上の人間(神のごとき存在)をもとめる心、ナショナルなものへ磁石のように吸い付けられる群集心理のようにはなれない心。 . . . 本文を読む

石川真生さん、すごいですね!まっすぐに対象に向かっていく姿がいいですね!

2019-05-27 02:02:19 | 表象文化/表象文化研究会
真っ向から対象に向かっていく姿に自らをさらして突き進む女の性の図太さを感じたりしたのですが、その突き進み方は、無垢の輝きを伴っているようで、いいですね。 みずからの感性に正直な生き方の潔さに拍手!です。 . . . 本文を読む