第一回に続き二回目にも参加してくださった方もおられて恐縮でした。謝!3時間の長丁場でしたが、最後は『与那原の浜』を堪能しました。さすがの名優芸ですね。
「ゆかるひ」はアトホームの雰囲気で、いいですね。当日配布した資料を備忘録としてUPします。第一回のトークフォーラムの中身も文字を起してまとめる予定で、完成できなかったのが悔やまれます。沖縄演劇なり芸能の歴史の貴重な証言になりますので、文書として次回は二回目のトークフォーラムと一緒にまとめる所存です。真喜志康忠を偲ぶ会は「沖縄芝居を語る会」であり、「沖縄芸能&芸能史」「ウチナーグチ&うちなー文化」に思いをはせ、深めていく場・空間であると考えています。今後若い世代が引き継ぎ、録画映像の紹介だけではなく、喜劇作品、この間埋もれていた「流れ雲」の脚本化による上演の実現なども目指したいものです。評判の高い「落城」も長い間再演がないですね。シェイクスピアの「マクベス」の作品の一部がキャラクターに付与されており、また組踊『忠孝夫人」の系譜にもなっている作品ですね。組踊の系譜は沖縄芝居の中に貫かれていますね。
元沖縄タイムス社長で『反国家の兇区』の著者・新川 明さんも料亭那覇社長上江洲安明さんもお見えになり、意義深い催しになりました。新川 明氏の著書→『反国家の兇区』現代評論社 1971/『異族と天皇の国家 沖縄民衆史への試み』二月社 1973/『新南島風土記』大和書房 1978 のち朝日文庫、岩波現代文庫 /『琉球処分以後』朝日選書 1981 ←若い研究者による論文も書かれていますね。