栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2024-2025」

名種牡馬のラストクロップ

2017-02-03 21:43:12 | 配合論

「信越は9歳ダノンプログラマーが追い込んで7勝目。シビルウォーは8歳で名古屋大賞典に勝ち、キングスエンブレムは8歳で佐賀記念3着。ウォーエンブレムの代表牡駒3頭はいずれも高齢まで活躍していますが、ミスプロ系といってもDamascusにRibotにBrigadier GerardにHerbagerにStar Kingdomと傍系異系の血が強いアウトブリードで、産駒の息が長いのも納得」(2015/10/21)

こう書いていながら、ラストクロップの緩やかな本格化に気づいてなかったわけで、馬券はかすりもしないですよね…はい

パワーと粘着力の血ばかりで固めたアウトブリードで、だから牡駒がダ中距離で息長く活躍するのは納得なのですが、いっぽうで牝駒が芝G1を2勝しているのも種牡馬ウォーエンブレムの有能さ奥深さを示すもの




アウトブリードなので強いクロスを持つ牝馬との配合で成功し(緊張→緩和)、ブラックエンブレムの母はNearco6・7・7・7×4・6・7(血量にして4×4)、ローブティサージュの母はHalo3×4、シビルウォーの母はBold Reason≒Never Bend3×3、オールブラッシュの母ブラッシングプリンセスはMumtaz Begum≒Mahmoud6×4・5・6(これも血量にして4×4)ですね

相変わらずこの時期は多忙で、「3歳勝ち馬評価」は2週ぶんまとめて来週やりますm(_ _)m
先ほど「No.1予想」にゆりかもめ賞を入稿しましたが、「ウマい馬券」のほうは明朝に前売りオッズを見てから決めます…では種牡馬辞典の原稿執筆に戻ります

コメント (1)
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