ペルーサが出てきたレースを除くと(^ ^;)、ブエナビスタは東京と外回りではほとんどのレースで◎を打ちましたが、内回りでは有馬も宝塚も秋華賞も一度も◎にしませんでした
逆にヴィクトワールピサやドリームジャーニーなんかは、東京や外回りで◎にしたことは一度もないです
ブエナビスタは全[9.8.3.3]、ヴィクトワールピサは[8.1.2.4]、ドリームジャーニーは[9.3.5.14]、G1をいくつも勝つような名馬でも半分は負けるわけで、ベストパフォーマンスを発揮できる舞台では◎にしてそうでないときは印を落とすことで、たとえばブエナビスタは東京+外回りでは[8.2.2.1]ですがそこだけ◎にしていれば、馬券的にはまあ「いい付き合い」ができたといえるんじゃないかと
目前のレースのメンバーをさまざまなファクターで順番づけるのが競馬の予想の主ですが、少なくともオープン級の馬やオープン級と自分が見込んだ馬については、引退までの全キャリアにおいて「いい付き合い」ができるかどうか、という視点も同時に持っておきたいなあ…と
「ほ~らね、サンカルロは阪神1400mだけ買ってればいいんだよ~」と得意げに馬券を見せて話しかけてきたオヤジがいましたが、予想において血統が威力を発揮するのは主に器と適性ですから、ピンポイントの適性を把握している手駒をたくさん持ってて、それらが毎週ワサワサ出てくるようなら直前予想も楽やなあ…と常々思ってます
札幌記念は回避してしまいましたが、「Hyperion的な持続力で走るので、内回り小回りでも先行すればしぶとさを発揮できるが、ベストパフォーマンスを出せるのは東京中距離で追える騎手が乗ったときである」というトーセンジョーダンの資質を早くから見抜いていた人は、ここまでいい付き合いができているはずです
だから「2歳勝ち馬評価」でもレース回顧でも、これはパワー型で急坂小回り1400m向きだとか、外回り1800mでナスキロ柔く斬れるんだとか、Haloクロスの機動力で内回りを捲るんだとか、ま~後で訂正を加えることも多々ありますが、できるだけピンポイントの適性を示すような書き方をしたいとは思ってるんですよね~