事のなりゆき

日々のなりゆきを語ります

東北大学にて研究発表・・・

2019-03-18 09:51:46 | Weblog
3月16日、東北大学にて社会情報学会東北支部にて発表を行ってきた。今年度は公益財団法人放送文化基金から助成金をいただいていることで、成果をどこかで発表するか、もしくは出版するかをしなければいけないために、学会発表となった。テーマは熊本シティエフエムの調査結果だ。時間は30分だが、一ヶ月くらいまえから悩んで仕上げたもので、反省ばかりの発表内容だが、やり切った感がするので、自分としては満足するものだ。研究蓄積の一部になると確信している。
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この4月から新潟経営大学観光学部の特任教授として・・・

2019-02-22 09:30:41 | Weblog
ご報告します。2019年4月より新潟経営大学観光学部観光学科で、特任教授として仕事をすることになりました。
 発端は、12月中旬に新潟経営大学観光学部に欠員公募があることを知り、必死になって観光学を勉強しました。観光学は、さまざまな学問が入り混じっています。史学、法律、経済、経営、社会学、地理学、メディア論などなど。勉強するために観光に関係する本を10冊程度買いこみ、正月返上で、元日も大学に立てこもり、観光学に関する本を読み込みました。もちろん観光学は初めて接する学問ですが、実は非常におもしろい学問であることに気がつき、途中から経営大学の教員試験を受けるというよりも、観光学を研究するための勉強に変わるほど熱中しました。もち落ちてもこのまま観光学の研究を続けようかと思うほどでした。年明けて、1月25日が願書の締め切りで、締め切りの前日までやっと公募条件の研究活動への抱負に関する文章を書き上げ、っそいて難関だった旅行ビジネス論の15回分の授業計画を書き上げました。しかし小生は、旅行実務が全くないだけに、書類選考が通るのかどうか不安でしたが、2月1日にメールで書類審査通過の連絡をもらったときは、本当にうれしかった。しかし、次の面接も大きな壁です。それは二次試験は模擬授業があるからです。面接はともかく、模擬授業がやっかいです。とりあえず、自分の得意なところを強調するために観光学とメディア論というタイトルで、観光学にとってメディア論が大きな影響を持っていることを示すような授業するにしました。思いのほか、面接では好意的に見ていただき、っそいて模擬授業も自分の評価としては、それなりに乗り切れたのでほっと胸をなでおろしました。採用していただけるのかどうかはまったくわからない状況です。
 実は、2018年11月に東京・町田市にある桜美林大学を二次面接で落ちた経験がありました。その時も、面接が終わった後の感触は悪くなく、ひょっとすると思いながら帰って来たのです。しかし、その3日後に手紙で不採用通知が来ました。ショックでした。もちろん落ちた理由はわかりません。もっといい適任者がいたということだろうくらいしか思い当たるものがありませんでした。採用枠が一人なだけに、自分自身がどうのこうのではなく、相手が上ということになれば、必然的に不採用という結果になるわけです。今回も、実務経験がある人がいれば、小生よりもその人の方が有利ということになる可能性は否定できません。それでも2月20日、ついに大学の事務人から採用の電話がありました。
 小生、61歳です。中にはもう再就職は無理という声もありました。しかし小生を探している大学は必ずあるはずだと思い、チャンスは逃さないようにしてきたことが今回の採用につながったと思っています。
 大変なのは、これからですが、とりあえずほっと一息ついたあとは、また一生懸命に走り出そうと思っております。これからも応援をよろしくお願いします。
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やり切ったいい顔してた・・・

2019-01-20 10:05:37 | Weblog
もと上司の告別式に出席してきた。その上司は堅苦しいことが大嫌いな人だった。だからかはわからないが、告別式も変わっていた。線香がない。坊さんのお経がない、といよりもお坊さんがいない。その前に通夜がない。お経がないので、いきなり友人の弔辞から始まった。それでもなんだか故人をしのぶいい告別式だった。最後にお顔を拝顔させてもらったが、すべてをやり切った悔いのない人生のような、そんな印象をもてるようなお顔だった。なんだか安心した。
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卒論指導教員に・・・

2019-01-17 09:06:34 | Weblog
 明星大学で、非常勤講師としては異例ではあるが来年度、卒論指導教員となる。これはいまの3年生のゼミを担当している関係で、大学側が特例として認めた。当初は非常勤講師ということで、認めないとしていたが、ゼミを担当していることから他の教員に担当させるわけにはいかないために認めたようだ。ゼミ学生も小生に卒論を見てもらえるということで、ほっとしているようだ。
 ということで、さっそく来年度に向けてどんなことを卒論としたいのか、どんなことを今の時点で考えているのかを書いてもらった。予想通りというか想定内というか、このレベルかと思うほどだった。小生も最初はひどかったのを覚えている。小生の場合は、記者という仕事上、文章を書くのは慣れているが、書き方がちがうことで指導する教員も小生もいろんな面で戸惑いがあった。その想定内のひどさを、ほんの少しだけ紹介すると。まずテーマについて「興味を持ったから」と書いているが、なぜ興味を持ったのか、まったく書いていない。これは論文の前文において重要なことである。それから、頭の中にあることがつながって文章になっていないので、前段と後段で論理の不一致がある。これは小生もあることだが、順序よく書いていないために起こる現象だ。きちんと筋立てて書くことで、その不一致は解消される。まあ最初からかけるわけはないので、だから指導する意味があるのだが、いまから来年度のことを思うと、憂鬱になってきた。
 結局のところ、小生は修士論文、博士論文は書いてきたが、卒業論文を自慢ではないが、書いたことがない。だからどのレベルで指導すればよいのか、基準が正直言えば不明だ。ゼミ学生は1,000字程度ならば書いた経験を持つが、1万、2万という字数を書いた経験がない。だからその書き方、構成の立て方から丁寧に指導する必要あるようだ。そして本を読む習慣をつけて欲しいと思う。すべては先輩たちが書いた本の中にヒントは隠されている。
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文章の書く楽しさを教えてくれた恩人逝く・・・

2019-01-14 09:51:56 | Weblog
小生に原稿の書き方と文章の書くことの楽しさを教えてくれた、元報道部長の玉水敬介氏が12日、肺がんのために亡くなった。玉水氏はテレビ朝日からの出向で新潟テレビ21の報道部長に就任した。その時は私は5年目のくらいの記者兼デスクだったと記憶している。小生は取材相手に鼻っ柱は強かったが、文章を書くことを当時は教えてくれる人がいなく、悩んでいたところにこの玉水さんが部長としてきた。押しつけがましくなく、さりげなくいろんなことを教えてくれた。特に展覧会や催しものの原稿は難しく、どうやって書いていいのかわからないことだらけだった。玉水さんの文章はどこにも無理がなく、読みやすくわかりやすかった。そんな文章は小生は何回も読んで学んだ。いまでも文章を書く時は、玉水さんのことを思い出し、言葉をひねり出す。当時はまだパソコンやワープロがないころで、手書きで原稿を書いていた。それだけに玉水さんのボールペンの字は忘れることはない。いまでも決して文章を書くことがあまりうまくはないが、それでも書き続けることができるのは、当時の玉水さんのおかげだと思っている。
 夜は夜で友人のように飲んだことを覚えている。決して強くないが、雰囲気が好きで、一人でも飲んでいるタイプだった。飲むのも決して押しつけがましくなく、さっぱりとして雰囲気のある飲み方だった。ご冥福をお祈りする。合掌
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