大学もそろそろ夏休みを迎える。3ヶ月前、まだあどけない高校生のようだった1年生も今ではすっかり大学生っぽくなり、2~4年生と見分けがつかなくなった。月日に経つのは早いものだ。院生に試験はない。毎回の授業が試験みたいなものだが、学部生にとっては今が正念場。特に1年生にとっては初めて経験する大学での試験だ。だからなのだろうか、今大学内はあの入学生がキャンパスにあふれていた4月以来の大混雑ぶりだ。特に図書館がすごい。平日は8時30分が開館時間だが、いい席を取ろうとする学生が列をなす。きょうは小生気分転換もかねて図書館の机にかじりついているが、到着したのが9時30分。席は空いてはいたが、窓際のいい席はすでに満員状態だ。パソコンを使用するのでコンセントの確保と眺めの2つの条件をクリアしたいが、そうもいかなかった。2週間くらい前にはガラガラだったが、先週、今週とほぼ毎日7割から8割ほどの盛況ぶりだ。いつもはひろい机をどド~ンと資料を並べて独り占めするところだが、きょうはそうもいかない
自分の大学1年のころを思い出しながら、周囲を見回す。あのころは本当になにもわかっていなかった。というよりかなにをどうやって勉強すればいいのか、それさえも教えてくれる人がいなかったという印象がある。教えてもらうレベルまでは自分であがっていかなければいけないのかもしれないが、大学ではそこまで丁寧には教えてくれない。小生の場合は特になにか特別な目的があって大学に入ったわけではないということもあった。だから勉強しなくても危機感はなかった。どこかで何とかなるという気持ちでしかなかった。
37年後こうして大学の図書館で机にかじりついているとはだれが予想したか。自分が一番びっくりしている。目的があるのとないのとではちがう。
人生どこでどうなるかわからない。いつもそう思う。
自分の大学1年のころを思い出しながら、周囲を見回す。あのころは本当になにもわかっていなかった。というよりかなにをどうやって勉強すればいいのか、それさえも教えてくれる人がいなかったという印象がある。教えてもらうレベルまでは自分であがっていかなければいけないのかもしれないが、大学ではそこまで丁寧には教えてくれない。小生の場合は特になにか特別な目的があって大学に入ったわけではないということもあった。だから勉強しなくても危機感はなかった。どこかで何とかなるという気持ちでしかなかった。
37年後こうして大学の図書館で机にかじりついているとはだれが予想したか。自分が一番びっくりしている。目的があるのとないのとではちがう。
人生どこでどうなるかわからない。いつもそう思う。