なぜきのう関西電力大飯原発の再稼働をめぐる関係閣僚会議が開かれたのだろうか。そんな素朴な疑問がわいた。きのうは野田、
小沢会談が一番の注目だったはずである。とはいえ手続き的なものでしかない、というのが大方の見方でもある。野田首相は小沢
と会って、決別宣言をして、これまでの淀みを一気に流そうとしたと小生は読んだ。いつまでも今のまま放置しておくわけにはい
かない。結果は予想通りだ。ただし新聞情報によれば決別はできなかったと書いている。見出しはあくまでも「平行線」だ。再会
談については「反芻(はんすう)」してからと考える時間に含みをもたせた。ここでも平行線路線を取り、決別路線はとらなかっ
た。いずれにしても予想の範囲内できのうの会談は終了している。
そして夜に8時半ごろになって関係閣僚会議が開かれ、野田首相は立地自治体の同意を前提に「私の責任で判断する」と関西電
力大飯原発3、4号機の再稼働決断を滲ませた。朝日新聞にはこの関係閣僚会議が急きょ開かれたと書かれている。細野原発相が
きのう鳥取県で開かれた関西広域連合に出席して大飯原発再稼働問題について理解を求め、周辺自治体の理解が大筋で得られてと
いう感触を受けて急きょ開いたのかもしれない。
新聞のトップはこの再稼働問題がのぼっている。この関係閣僚会議がなければ、おそらく野田小沢会談がトップだろう。と考え
れば極めて独断でまた極論ということを事前にお断りながらだが、野田小沢会談が一面にされたくない理由が両者、関係者にあっ
たのではないかと小生は疑う。
それはなぜか。もちろん今の時点ではわからない。
きのうの野田小沢会談はどんな意味をもつのか。どんな局面なのか。消費税増税問題だけなのか、会談内容は消費税増税問題だ
が本質はちがうだろう。会う前から結果は見えていた。ある区切りをつけるために二人は会った。それは両者とも合意の上だろ
う。二人だけでは言った言わないともなりえるので、興石氏が同席をしている。トップ会談で幹事長といえども同席するのは珍し
いと小生は思う。区切りとはなにか。民主党の分裂の区切りではないのか。その報道はない。小生の勝手な推測の域は出ない。そ
うした大きな決断を隠すわけではないが、トップを外すには大飯原発の再稼働問題しかなかった。少なくともきょうの一面は
外したかった。それなりのわけがあるのだろう。
話としてはおもしろいが、推測が過ぎただろうか。ふとそう思わなくはない。
小沢会談が一番の注目だったはずである。とはいえ手続き的なものでしかない、というのが大方の見方でもある。野田首相は小沢
と会って、決別宣言をして、これまでの淀みを一気に流そうとしたと小生は読んだ。いつまでも今のまま放置しておくわけにはい
かない。結果は予想通りだ。ただし新聞情報によれば決別はできなかったと書いている。見出しはあくまでも「平行線」だ。再会
談については「反芻(はんすう)」してからと考える時間に含みをもたせた。ここでも平行線路線を取り、決別路線はとらなかっ
た。いずれにしても予想の範囲内できのうの会談は終了している。
そして夜に8時半ごろになって関係閣僚会議が開かれ、野田首相は立地自治体の同意を前提に「私の責任で判断する」と関西電
力大飯原発3、4号機の再稼働決断を滲ませた。朝日新聞にはこの関係閣僚会議が急きょ開かれたと書かれている。細野原発相が
きのう鳥取県で開かれた関西広域連合に出席して大飯原発再稼働問題について理解を求め、周辺自治体の理解が大筋で得られてと
いう感触を受けて急きょ開いたのかもしれない。
新聞のトップはこの再稼働問題がのぼっている。この関係閣僚会議がなければ、おそらく野田小沢会談がトップだろう。と考え
れば極めて独断でまた極論ということを事前にお断りながらだが、野田小沢会談が一面にされたくない理由が両者、関係者にあっ
たのではないかと小生は疑う。
それはなぜか。もちろん今の時点ではわからない。
きのうの野田小沢会談はどんな意味をもつのか。どんな局面なのか。消費税増税問題だけなのか、会談内容は消費税増税問題だ
が本質はちがうだろう。会う前から結果は見えていた。ある区切りをつけるために二人は会った。それは両者とも合意の上だろ
う。二人だけでは言った言わないともなりえるので、興石氏が同席をしている。トップ会談で幹事長といえども同席するのは珍し
いと小生は思う。区切りとはなにか。民主党の分裂の区切りではないのか。その報道はない。小生の勝手な推測の域は出ない。そ
うした大きな決断を隠すわけではないが、トップを外すには大飯原発の再稼働問題しかなかった。少なくともきょうの一面は
外したかった。それなりのわけがあるのだろう。
話としてはおもしろいが、推測が過ぎただろうか。ふとそう思わなくはない。