きのうハワイから帰国した。ハワイの話は時間を掛けながら今度ゆっくりと書く。このブ
ログはちがうことを書く。
北信越高校野球県大会は北越が優勝した。北越は文理、明訓を破って優勝した。名実と
もに完全優勝と言っていい。小生この優勝の意味はすごく大きいと思う。新しい時代が始
まった予感がした。当事者たちは気が付いているだろ
う。北越の優勝は偶然でも奇跡でもない。やっと実った遅いくらいの優勝だと小生は思
う。今年の夏の大会は前評判は高かったものの、白根に惜敗した。勝つことの難しさをあ
らためて感じざるを得ない惜敗だったにちがいない。
以前の文理や明訓にもそんな時代があった。文理は勝つときは大勝、負ける時は大負け。
試合はいつも大味だった。打てる時は打てる。打てない時は打てない。打てない時にどう
やって打つのか、デリケートな試合展開をどうやって
対処し、自分たちのどうやって流れをつかんでいくのか。それが大きな課題だったが、
徐々に変わってきた。丁寧にアウトカウントを取りながら流れをつかめるようになった。
明訓もそうだ。ベスト8、ベスト4まで行っても必ず中越や新発田農が大きな壁になっ
た。悔しい思いを何回もさせられてきた。その悔しい思いを結集したのが、今の明訓だ。
以前の中越や新発田農の役割を明訓や文理が果たし、新潟県の高校野球界を引っ張ってい
る。ベスト8やベスト4での戦い方がある。そんな話を小生ベテラン監督から聞いたこと
がある。勝つ野球ではなく、負けない野球。一見すると言葉の遊びのようだが、微妙な勝
負に対するニュアンスがある。勝ちに行けば叩かれる、負けないという気持ちは消極的過
ぎる。その気持ちのバランスがすごく難しい。ケースバイケース。一試合一試合すべて状
況がちがう。パターンがあるようでない。無いようである。その試合勘は極めて高度な感
覚だ。野球には流れがあり、体力があり、人間には欲がある。どうバランスを試合の中に
反映させていくのか。
新潟県の野球レベルが上がっていると先日のブログで書いた。下剋上と言えば少々大げ
さだが、これから先明訓、文理至上主義ではなくなる。文理が掲げている新潟県勢の全国
制覇は遠くないと思う。北越の優勝はそんな予感をさせた。
ログはちがうことを書く。
北信越高校野球県大会は北越が優勝した。北越は文理、明訓を破って優勝した。名実と
もに完全優勝と言っていい。小生この優勝の意味はすごく大きいと思う。新しい時代が始
まった予感がした。当事者たちは気が付いているだろ
う。北越の優勝は偶然でも奇跡でもない。やっと実った遅いくらいの優勝だと小生は思
う。今年の夏の大会は前評判は高かったものの、白根に惜敗した。勝つことの難しさをあ
らためて感じざるを得ない惜敗だったにちがいない。
以前の文理や明訓にもそんな時代があった。文理は勝つときは大勝、負ける時は大負け。
試合はいつも大味だった。打てる時は打てる。打てない時は打てない。打てない時にどう
やって打つのか、デリケートな試合展開をどうやって
対処し、自分たちのどうやって流れをつかんでいくのか。それが大きな課題だったが、
徐々に変わってきた。丁寧にアウトカウントを取りながら流れをつかめるようになった。
明訓もそうだ。ベスト8、ベスト4まで行っても必ず中越や新発田農が大きな壁になっ
た。悔しい思いを何回もさせられてきた。その悔しい思いを結集したのが、今の明訓だ。
以前の中越や新発田農の役割を明訓や文理が果たし、新潟県の高校野球界を引っ張ってい
る。ベスト8やベスト4での戦い方がある。そんな話を小生ベテラン監督から聞いたこと
がある。勝つ野球ではなく、負けない野球。一見すると言葉の遊びのようだが、微妙な勝
負に対するニュアンスがある。勝ちに行けば叩かれる、負けないという気持ちは消極的過
ぎる。その気持ちのバランスがすごく難しい。ケースバイケース。一試合一試合すべて状
況がちがう。パターンがあるようでない。無いようである。その試合勘は極めて高度な感
覚だ。野球には流れがあり、体力があり、人間には欲がある。どうバランスを試合の中に
反映させていくのか。
新潟県の野球レベルが上がっていると先日のブログで書いた。下剋上と言えば少々大げ
さだが、これから先明訓、文理至上主義ではなくなる。文理が掲げている新潟県勢の全国
制覇は遠くないと思う。北越の優勝はそんな予感をさせた。