指揮者 神尾昇の一言

日々の生活の中でちょっとした事などがあったら、ちょろっと書き留めて行く、そんなブログです。

今日は、弟の誕生日

2012年09月20日 | Weblog
今日は弟の誕生日です。
私と弟は別段仲が悪いわけではないですが、弟は関西に住んでいるということもあり、
一年の中で会う事も殆どありません。
両親が高齢で、兄弟が一斉に実家に集まると、孫も連れてくるし疲れる、
ということもあり、正月や盆に集まる、ということもありません。
だから忘れているわけではないですが、特段意識しているわけでもないのが現状です。
でも誕生日が来ると、弟がいた、ということをやはり思い出します。
昨日ある人に、私は誕生日というのはその人の誕生を祝うのではなく、
その人の両親のためのお祝いだ、と言いました。
あるいは、自分が両親に感謝する日、だと。
私と弟は歳も近い、ということもあるのか、仲はとてもいいのですが、
よく喧嘩もしました。
生まれて来て、物心がついたときには弟がいたので、いる事が当たり前でしたが、
やはり離れていると、弟がいることを感謝する事があります。
もちろん、両親に、そして神にです。
人は自分で選んで生まれて来たのではなく、気づいたらこの世に居ます。
でもそれは両親が居たから、です。
それは当たり前のことだ、と思うでしょうが、当たり前すぎてそこを意識することも少ないとも思います。
だからせめて誕生日の時には両親に感謝しよう、と思っていますが、
今日は弟の誕生日。両親を感謝したいと思います。
 
私は、全ての人はこの世に生まれて来るべくして生まれて来た、
と常々思っています。
誰一人として、無駄に生まれて来ていない。
だって、現にそこに存在しているのですから。
でも一旦立ち止まって、なぜ自分がこの世に存在しているのか、
ということを考え始めると、自分の足下が急にぐらつく、
または足の下に暗い空間がわっ、と広がる、
そんな感覚になります。
なぜ、「自分」なのか。
「自分」が「他人」になる事はできませんが、
でも「自分」というのは一体なに??
と考えこんでしまうのです。
でも、どうしても考えがまとまらないときは、
「お父さん、お母さん、ありがとう」
と思う事にしています。
 
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