指揮者 神尾昇の一言

日々の生活の中でちょっとした事などがあったら、ちょろっと書き留めて行く、そんなブログです。

音楽で表現できること(1)

2012年01月31日 | Weblog
私はジョギングをする時はラフマニノフを聞きながら走ることが多い。
それ以外のシチュエーションでは、取り立ててラフマニノフばかりを聞く、ということはないのだが、何故かジョギングにはラフマニノフが似合う。
多分、私が走るのは江戸川で、その風景とマッチしているのではないかと思う。
 
家のリビングで夜寝る前に本を読みながら聞くのはブルックナーが多い。
夜はほとんど照明を落とし、間接照明や、読書用のスタンドのみで読むのが好きなのだが、その感じとブルックナーがあっているのだと思う。
前の家ではそういうことはなかったので、この家のリビングにマッチしているのだと思う。
 
しかしそう考えると本当に音楽は不思議なものだ、と改めて思う。
ドからシまで、たった7つの音、半音を入れても12の音だけで表現されるものがこれだけ強烈な個性を持つ事が出来る。
しかも無限大に。
 
歌の楽譜に良くCantabile(カンタービレ)、と書かれている。そう、あの『のだめカンタービレ』のカンタービレ。
意味は、「歌うように」。
espressivo(エスプレッシーヴォ)もよく使われるが「表情豊かに」、と訳される。
カンタービレはそもそも歌っているのに「歌うように」と言われたって・・・
といつも冗談混じりにいうのだが、この「歌うように」とか「表情豊かに」ということを「表現」できるのが面白いし、不思議。
dolce(ドルチェ)「甘く、柔らかく、優しく」というのも表現できる。
指導していてこれらが解らないのか、全然表現が変わらない人もタマにいるが、「優しい気持ちで」というと音と共に顔の表情も優しくなるのも不思議。
そして聞く方も「トロン・・」となる。
でも何故そうなるのかは理解できない、不思議なものだ、といつも思う。
 
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〈脳〉もバージョンアップしたい・・・

2012年01月30日 | Weblog

 

「贅沢」についての反響は結構あったが、その中でMasutinさんのコメントについて考察してみたい。
ご本人のコメントは以下の通り。
 
箱と中身 (Mastin)2012-01-29 11:22:51
僕の頭の中では「箱モノ」と「最新型PC」が重なります。機材は高価な物を持っているのに、良い創作が出来ない人にはなりたくないと思っています。

さらには、僕の印象では、脳の活性化も、どこかパソコンやOSのバージョンアップと重なってしまいます。確かにそれらのバージョンアップは行いたいのですが、創作のアイデアそれ自体は、もっと全く別次元の所から発生するように思えてなりません。今更面倒かも知れませんが、五線紙と筆記具さえあれば作曲は出来ますよね。ハードウェアやOSをバージョンダウンしたとしても、それでもなお生き続ける源泉が、今の社会には不足しているような気がします。

・・・だからと言って、ハードウェアが無かったら困りますので、「ハード」と「発想」の両方が充実していて欲しいですね。これを社会の問題として捉えた場合、やはり難しい問題ですね。
 
以上、引用・・・
 
産業革命以来、色々な道具が発明されてきて、本当に便利になった、と思う。
パソコンやスマートフォンの便利さはもちろん、テレビも好きな俳優が出ている番組は勝手に録画してくれるし、レンタルビデオもインターネットを通してダウンロードできたりする。
買い物もネットで注文すれば次の日には持ってきてくれる。
掃除機も勝手に動いて勝手に掃除してくれる。
食器もセットさえすれば勝手に洗ってくれる。
お風呂もボタン一つで快適な温度で入れる。
 
人間は自由な時間を得るために便利になることを望んでいるのだろうが、じゃあ、本当に自由になったのだろうか。
そしてその自由な時間をじゃあ、何に使っているのだろうか。
私の最近の顕著な傾向で、漢字が書けなくなった。
これではヤバい、と思って手で書く「練習」を始めている。
最近はiPhoneでメモも予定も全て書き込めば、勝手にアップロードしてくれてうちのパソコンでそれらを見られるし、スケジュールに追加される。
だからペンも持ち歩いていないが、やはり「手で書く」ことは大事だと最近は思っている。
 
とうの昔から電話番号は自宅以外ほとんど覚えていない。
iPhoneは登録した人からの電話だと名前しか出ないので番号を見ることもない。
 
辞書も最近では開いた記憶がほとんどない。
ネットにさえ繋がっていれば、あるいはiPhoneを持ち歩いていれば事足りる。
 
ということで、総じて便利になって自由にはなったが、頭を使っていない、という所に達する、ように思う。
最近合唱の現場で、「おぼえることを習慣化しましょう」とよく言うようにしている。
おぼえよう、とすることはとても頭を使う。
そして憶えたことを「表現」していく作業は、楽譜を見ながらだと絶対に出来ないことでもある。
今日のブログの書くネタを考えるのに苦しんだのにあたり、もっと頭を使わねば、と思った。
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アザレンカから「朝練」を連想しました・・・

2012年01月29日 | Weblog
ベットの中でまどろみながら今朝のニュースをFMで聴いていたら、全豪オープンの結果を流していた。
アザレンカが優勝、と聞いて「やっぱり朝練をしたから勝ったのだろうな」と、まどろみながら思った。
朝練といえば、私が音大の受験生だった時に、高校の音楽室を朝、特別に貸してもらっていた。
職員室に行って勝手に音楽室のカギを借り、練習してホームルーム前にカギを閉めてまた職員室に返す。
試験期間などで職員室に入れない時は入り口で「あの、、音楽室の、、、」と言い終わらないうちに入り口近くの先生がカギを取って来て下さる。
つまり先生方全員の公認だった、ということだ。
昼休みもお弁当を音楽室で食べ、また練習していた。
部活もコンクールや文化祭が近くなると、夜の8時9時まで練習をしていた記憶がある。

指揮科を卒業して直ぐに日比谷高校のオーケストラを指揮しに行ったことがあるが、セキュリティが厳しいので4時ちょっと前から練習を開始して、5時には門の外まで出ていなければならない、ということだった。練習をしていてもなんか追い立てられながらやってる感じが否めなかった。
自分の高校時代とは随分違うな・・・と思ったが、まあ社会的にも随分違ってきたから仕方ないことなのだろう。
今では私の母校もセキュリティが入っているだろうから昔のようにはいかないかもしれないが、一生懸命やりたいのに環境が整わないのは苦しいことだと思う。
 
またテニスの話だが、錦織圭はなぜ圭という名前かと言うと外国に行った時に『K』の一文字で表せるように、とお父さんがつけたそうだ。
そして、まだ中学を卒業し切らない時にアメリカのテニススクールに入りたい、と申し出た時にお父さんは「本人がそう言っているのだから好きなようにさせてやろう」とアメリカに送り出したそうだ。
 
まあ、本当にやる人、やりたい人はどんな条件だってやっていくんだろうけれども、周りの理解があるかないか、ということは大きく結果が違ってくるのではないか、と思う。
 
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「贅沢」の定義、実はよくわかりませんが

2012年01月28日 | Weblog
昨日の「贅沢」に関しても反響があったので引き続き述べてみたいと思います。
我々のやっているクラシック音楽のコンサートに行くことも「贅沢」なのか?
昔プリティーウーマンという映画があって、アメリカからコンコルドに乗って、ヨーロッパで「椿姫」を観るシーンがあったが、あれは「贅沢」かもしれない。
アメリカにもメトロポリタンオペラという一流のオペラがあるのでそこで観れば決して「贅沢」ではないと思う。

そもそもオペラ、またはオペラ劇場はどういう位置にあるかというと街の中心に劇場と教会があり、夕食後、または観賞後に街で夕食をとりながらオペラを観に行く、という「娯楽」だった。ボックス席を持っている人はその中で食事をしながらオペラ鑑賞をした。つまりある意味オペラがBGMだったわけだ。
「娯楽」や「バカンスで遊びにいく」ことが「贅沢」と言ってしまえばそうかもしれないが、「娯楽」がないと人間はどうなるのだろう。
私は仕事が「娯楽」みたいな面もあるので全く想像がつかない。

以前に市川に住んでいたときにコンクールで賞をもらったので、当時の市長のところへ表敬訪問に行ったことがある。
そのときに市長から「夢は何ですか?」と訊かれた。
新聞社も取材に来ていたので、私は「市川にオペラハウスを作りたい」と言った。
やはり取材がいたからかもしれないが、「それは素晴らしいことですが市川では他に予算を割かないといけないことが多いから難しい・・・」という回答だった。
そのやり取りと、私が具体的に行った場所の地名も新聞に載ったし、市長は「またプライベートでお会いしましょう」と仰ってくれたが、それっきり話は終わっている。

でも後で考えて建物を建ててそして興行収入でやり繰りすれば、建てることに損はないのでないか?と思った。
外国の事情はよく知らないが、日本の「箱モノ」は建てるだけで後は知らん顔、のものがほとんど。
ホールにお客が押し寄せる内容のものを考えれば、やれば出来ると思う。
宝塚歌劇場や、吉本花月劇場、劇団四季などはみなそういう意味では成功しているではないか。
下手に行政が入るから面倒なことになるし、赤字が当たり前になってしまうのではないか。
下手に予算をもらうから「そういう〈贅沢〉に税金を出すべきではない」という気運になってしまうのではないか。
まあ、色々な部分で大変だし難しい、ということはイタい程、理解は出来ますが・・・
 
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贅沢というのは良くないことなのでしょうか・・・

2012年01月27日 | Weblog
日本の貿易収支が 年振りに赤字になってしまったとのこと。
それをNHKのニュースで取り上げた時に、アナウンサーが「政府の対応が待たれます」と言うのを何気なく聞いていたのだが、その後何となく違和感を感じた。
その違和感は何なのか、ちょっと考えてみた。
それは政府の対応など期待していいのか?ということである、ということに思い至った。
今のところ日本の政府は国民のために何をしてくれているのだろう。
そして自分自身「してくれている」と思ってしまっていることに愕然とした。
ハッキリ言って今の政府に何かを求める、ということは非常に困難なのではないか。
だからこそ支持率は下がっているし、世界でも存在感がものすごく薄くなっている。
私は政治家ではないので、だから日本の政府にどうこう、ということはあえてここでは述べない。
逆に政府がやってくれないんだったら自分達でなんとかしなければ・・・と思う。
昨年は大震災、節電、タイの洪水など、企業が大変伸び悩んだ一年だったと思う。
それなのに円高が続き、外国からのお金が入ってきても知れているから、対外国、ということで言えば赤字になってしまったのだろう。
でもだからと言って国内のお金の流通がストップしたわけではないし、外国でも日本の製品が売れなくなってしまったわけではないと思う。
お金がないから物を買わない、あるいは安い物を買う。
売る方も買ってくれなくなるから安くする。売り上げが減る。給料が減る。
で、お金がない。
ということの循環なのだろうが、そのどこかを変えれば循環作用も変わろうもの。
まあ、物事はそんな単純では無いだろうが、少々高くても欲しい、と思うものをもっともっと作ってはどうだろうか、というか作って欲しい。
あるいは少々高くても食べたい、飲みたい、と思うものを作って欲しい。
日常生活で使うものに双方お金をかけない、という図式が成り立っているだろうが、日常生活で使うものだからこそ、その時に喜びや、もっと言うなら感動の得られるものを使いたいし買いたい、と私は思う。
昨年引っ越したことをきっかけに、それまでに使っていた食器をかなり廃棄し、新しく買い足した。
しかも少々値の張るものを。
そういう食器で朝食を食べるだけでも何となく一日のスタートが違ってくる。
そして食器そのものを大事にしようと思う。
そうすると食器洗いの洗剤やラック、食器棚までランクアップする。
私が欲しい、と思う決め手のほとんどは「デザイン」
価格や使い勝手は二の次に考えている。
レストランで大事にしていることは味はもちろんだが、「サービス」
そしてそれらを追究することは人によっては贅沢でムダ、と思うかもしれないがそういう日常のちょっとした幸せを感じられることで仕事や、人生に対する意欲や、活力が更に湧くのではないだろうか。
そういうことで経済が支えられたら良いんじゃないか、と個人的には思っている。
 
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日記の思い出

2012年01月26日 | Weblog

今はどうなのか知らないし、あるいは学校によっても違うのかもしれないが、私の小学生のころは、毎日日記を書かされていた。
学校に登校したら、先ず新しく書いた部分を開いて逆さにして先生の机の上に置いていく。
担任の先生がそれを全員分空き時間などに見て、必ずコメントを書いてくださる。
自分達はそれが当たり前だと思っていたから当時は何も思わなかったが、今になって思ってみれば、先生も大変だったなぁ、と思う。
まあ、その日記を通してその子の情報や状態が、ある程度わかっただろうから個人のケアもやりやすかった、かもしれないが、その他に小学校の先生はほとんどの科目を教えないといけない訳だから、やっぱり大変だったと思う。

しかし、毎日日記を出す方も大変で、その日その日で書くネタに困っていたなぁ、と毎日ブログを書くようになって思い出した。
そしてこんなことも思い出した。
四年生の時だったと思う。
うちの田舎は積もらないが、雪が時々舞うことがあったのだが、その風景を見て感動したので、その感動を詩にして日記にしたため、何時ものように提出した。
そうしたらやたら褒められて、皆の前で発表させられた。
そんなことがあって時々、詩の日記を出していたのだが、そのうちにそれこそ書くネタがなくなって苦し紛れに詩を書いて出したら、先生に、「詩もいいが、ちゃんと日記を書いて出しなさい」とコメントされた。
詩にすると文字数が少なくてすむ、ということを利用した私の心理を見事見破られていたわけだ。

でも強制的にでも毎日書かされていたのは今となっては決して悪いことではなかったな、と、毎日ブログを書いていて思うのであった…

 

 

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カインズ 夏のコンサート

2012年01月25日 | Weblog

今日はこれからカインズによる、老人ホームでのコンサートです。

カインズって何?ホームセンター??って思われる読者の方もいらっしゃるでしょうから、軽く説明します。
カインズとは、私を含めた男性四人による、声楽カルテットです。
私はその中のトップテナー。
リードテナーの永澤さんは私の大学の先輩、でA型。
バリトンの荒木さんは、以前やっていたあるプロの合唱団で知り合った仲。この荒木さんがカルテットやりたい、ということで私も賛同して始めたのがきっかけ、みたいなものです。荒木さんはAB型。
そしてバスの星野さんは荒木さんの高校時代の同級生、でB型。
という組み合わせです。 
因みに全員が東京トロイカ合唱団のメンバー。
このカインズですが、今日のように老人ホームや、病院などでの慰安演奏、ホテルなどでのロビーコンサートが主で、一般の方向けとしては、今までに一年に一度だけ、高田馬場にあるロシアレストランチャイカでコンサートを開いたくらいです。
しかしそれでは聴いて頂けるお客様に数の制限がすごくあるので、この夏ホールでのコンサートをやろう、ということになりました。
しかも、バリトンの荒木さんはもともと兵庫の出身、本拠地をふたたび兵庫に移す、というとでひょっとしたら、この夏のコンサートが最初で最後になってしまう可能性があります…
ということで、一日しかコンサートをやらないと、聴けなかった~というお客様が出ないように、二回コンサートをやります!
以下情報です
2012年
7月25日音楽之友社ホール
7月30日杉並公会堂小ホール
18時30分  開場
19時00分  開演
入場料  3000円(全席自由)
お問い合わせ、お申し込みは
noboru-kamio@goo.jp
までどうぞ

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勤勉で真面目なことが良いのか、ということは置いておいて・・・

2012年01月24日 | Weblog

昨日の「好きなことを仕事にしている」ということに関して、いろいろな方から反応がありました。
そのことについて今日も触れてみたいと思います。

大分昔といっても20年くらい前ですが、ウィーンに知り合いがいた人の話。
その知り合いの知り合いのウィーンの人、つまりオーストリア人ですが、会社に勤めていて昇進を勧められたら辞退したそうです。
そしてその家族もその辞退を支持したそうです。
日本では先ず考えられないでしょうね。
理由は「仕事が忙しくなるとバカンスの時間が減る」からだそうです。
仕事というのはバカンスのための資金を稼ぐ、というのが目的なんだとか。

イタリアへ8月に行った時、向こうの人に、
「イタリアは本来なら8月はバカンスシーズン。でも鉄道は動かさないといけない。だから鉄道職員は嫌々仕事をしている。ので、時間通りには先ず動かないから早めに行動した方が良い。」
と言われました。

昔モルジブに一週間、旅行に行ったことがありました。
それでも長い旅だと率直に思いますが、他の外国人客に話を聞くと、大抵の人はひと月くらい居るそうな。
新婚旅行で来たカップルに至っては三ヶ月!滞在する、ということでした。
逆にこちらが一週間だ、といったら「そんなに短いの!?意味があるの??」と言われました・・・

先日も豪華客船がひっくり返りニュースになりましたが、その船長は事故の前には美女とワインを飲み、携帯電話でツイッターに投稿作業をしていたとか。
やはり飲酒運転と携帯電話を使用しながらの運転はダメ、ということですね。
そして逃げた言い訳が良いじゃないですか。
「たまたまひっくり返った時に甲板にいて、ひっくり返ったはずみで落ちたらたまたま救命ボートの上だった」・・・

夕べ、撮りだめしてあったNHKのプロフェッショナルを見ました。

やはり日本人は勤勉で真面目な人種だなぁ・・・・
とつくづく思いました。

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天職、などという堅苦しい考え方では無く・・・

2012年01月23日 | Weblog

昨日は宣伝さて頂いたColla  Voceの強化練習が10時から17時まで。
18時から20時まではセントラルライナー、というバッハのモテトを3月に本番をやろう、という団体の練習。
20時から21時まではアリルイヤ合唱団のSopIIの強化練習。
というスケジュールだった。

まあ、普通のサラリーマンの皆さんにとっては、休憩も含め11時間働く、ということはなんてことは当たり前のことかもしれないが、指揮を11時間続ける、ということは普段はあまり無い。
今日に至っては夜に丸の内合唱団の練習のみ、二時間の練習だけ。

でも今朝起きてあまり昨日の疲れが残っていなかった。
そして昨日も実はそれだけの時間練習をしているのに、振り返ってみるとあっという間だった。
むしろ魔笛に至っては時間が全然足りない、という感じ。
これはやはり私はこの仕事が好きだから、だとおもう。

この前の人間ドックを受けた時も、院長先生に「好きな仕事をされてるので、ストレスもないようですね~」と胃カメラを覗きながら言われた。
前にも書いたかもしれないが、「先生はご自分の好きなことを仕事にされていていいですよね~」と言われることがよくある。
でもその時に私は「え!? みんな好きなことを仕事にしているんじゃないのですか?」
と問い返す。
そうすると「いやあ、そんな人は少ないと思いますよ…」との返事が…
それでもずっとその仕事を続けているのは、その仕事をやっているうちに好きになってきたのか、生活のため、と割り切れているのか・・・

とはいえ、私にも休みが欲しい、と思うことはよくある。
なでしこジャパンの澤選手の今の悩みはやはり「休みが無くなったこと」だそうだ。

いつの世も、他人の芝は青く見えるものなのだろうか・・・

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2月4日です!

2012年01月22日 | Weblog

毎日ブログを書く、と公言しましたが、一日中何かしら仕事や用事が入っている日はネタに困るのは事実です。
しかしながら今日はありました! 公演案内をさせてください。

Colla Voce(コッラ・ヴォーチェ)
第六回公演
W.A.Mozart「魔笛」
全二幕 日本語上演

2012年2月4日(土) 13:00開演(12:30開場)
牛込箪笥区民ホール (新宿区箪笥町)

■キャスト■
ザラストロ       元津 毅(バス)
夜の女王       前乃 愛(ソプラノ)
タミーノ(王子)    佐々木 晋(テノール)
パミーナ        大屋 頼子(ソプラノ)
パパゲーノ      山口 茂樹(バリトン)
パパゲーナ      かりや たかこ(ソプラノ) ・・・ フルート
1幕の侍女I      佐藤 亜里(ソプラノ)
1幕の侍女II      清水 幸子(メゾソプラノ)
1幕の侍女III      北林 紀代美(アルト)
2幕の侍女I      高井 百合恵(ソプラノ)
2幕の侍女II      佐藤 亜里(メゾソプラノ)
2幕の侍女III      黒岩 恵子(アルト)
弁者         塚越 幹夫(バス) 
僧            大空 港(テノール)
第一の童子      井元 博美(ソプラノ)
第二の童子      尾藤 修子(メゾソプラノ)
第三の童子      神田 紘子(アルト)
奴隷ブラザーズ   今沢 真  小島 真昭
猛獣シスターズ    植田 美紀子  柳 聖子  矢部 まさみ
魔樹  苅谷 敦成
          
合唱    丸の内VOCE 
今沢 真   植田 美紀子  苅谷 敦成   
小島 真昭  流石 和子  下条 あすか   下条 のゆり  田口 静子  中村 珠美    水沼 一夫  柳 聖子  矢部 まさみ
指揮、演出、日本語訳  神尾 昇
ピアノ 赤司美苗、堀内なつみ

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