人は生まれながらにして、両親や、性別や、そして身体的なもの、
例えば顔や体つきなどが決まっています。
だから、イケメンや美人に幸運にも生まれて来た人は両親に感謝すべきだと思います(笑)
だからこそ、逆にそれらを揶揄する事はとても愚かなことだと思います。
そして逆にどんな身体で生まれて来たにせよ、どんな顔で生まれて来たにせよ、
それをコンプレックスに思う必要は全くないのです。
一方、どれくらい努力するかは、全く自分の、そして自分だけのもの。
人に指図されて努力するものではないし、怠けようとするのも自分の意志です。
パラリンピックを見るにつけ思うのは、この人たちは私にはとても想像がつかないくらい、
ものすごい努力を重ねて来た人たちだ、ということはわかる、ということです。
後天的に障がいを被ってしまった、という人は特にそうだと思います。
例えば事故や病気で、それまで普通に生活していた人が急に腕や脚を無くしてしまったら、
一体どういう気持ちになるでしょうか。
私だったらとりあえず絶望して、とりあえず自ら死を選ぶ事を考えてしまうかもしれません。
そこからもう一度、一からやり直し、パラリンピックに出よう、
などとは考えられないのではないか、と思います。
だから、人がこんなに頑張っているんだから自分も頑張らないと、
と思ってしまいます。
もちろんオリンピックの時もそうでしたが、パラリンピックに出場してくる選手の皆さんを見るにつけ、
大きな感動を覚えます。
それにしても、どうしてオリンピックのようにパラリンピックはテレビ放送が少ないのでしょう・・・
何時も疑問でなりません。
こんなに大きな感動を得られる事ができるのに。