指揮者 神尾昇の一言

日々の生活の中でちょっとした事などがあったら、ちょろっと書き留めて行く、そんなブログです。

夏バテとは違うでしょうが

2009年07月29日 | Weblog

このところ一日の中での仕事時間が増えている。
先週土曜日、13:00から16:30コーロつるさし、18:00から21:00コッラ ヴォーチェ
日曜日、10:00から17:00柏フィルハーモニー合唱団
月曜日、13:30から16:30東京男声合唱団、19:00から22:00丸の内合唱団
火曜日、14:30から18:00クローバー、19:00から21:30コッラ ヴォーチェ
さすがに疲れがたまって来たのか、今朝はいつもより起床時間が遅かった。
先日のブログで、一日八時間働けるサラリーマンは偉い! と書いて、それに関してある人と話をしたら、その中で本当に集中している時間は1時間くらいですよ、とか、違う人は、OLは仕事中に遊んでばかりですよ、とかのご意見があった。
まあ、それは多少誇張したご意見であろうが、私の場合は練習時間中全く気を抜けない。誰がどういう状態かひとりひとりに気を配っているつもりである。誰が何回アクビしたか、とか見ているつもりである。
どれくらい歌えているか、歌えていないか、をつぶさに判断して練習内容を微調整しつつ練習を進めている。
ピアニストが「先生が疲れてくるとみんな疲れてくるんだよね。私は一番にそれが分かるから頑張るね!」と言ってくれた。
とてもありがたい話だが、私はそれに甘えるわけにはいかない。私が疲れたことによって皆が疲れてしまい、その状態で練習が終わる、というのは私にとっても耐えがたい。「疲れること自体」が許されないことなのだ。
無理が効くのは若い時だけですよ、とか、歳をとってから出ますよ、とか言われるが、そんなことは気にしていられない。私にとって「今」が一番大切だからだ。
と言っても、無理をしている感覚はない。自分の好きなことができて本当に幸せだと思う。
とはいいつつ、このところ時間もなく体力造りもできていない・・・ガンバリます。

↓記事が面白かったら「ワンクリック」お願いします。



代表の弟君は自民党

2009年07月28日 | Weblog

民主党のマニフェストが発表された。読売新聞はトップ記事だったが、他の新聞はどうだろう。
ハッキリ言って、もう民主党が政権をとるということは国民もなんとなくかんじていることだろうし、政権を取ってこのマニフェストを実行できないと辞任、という覚悟もできているようで、鳩山代表は相当気合が入っている。
大まかな内容は
「無駄遣いをやめる」天下り根絶、議員の世襲と企業、団体献金の禁止
「子育て・教育」子ども手当支給、高校の無償化、大学の奨学金の大幅拡充
「年金・医療」月額7万円の最低保障年金、後期高齢者医療制度無償化、医師の数を1.5倍
「地域主権」農業の個別所得補償制度創設、高速道路の無料化
「雇用・経済」中小企業の法人税率の引き下げ(現22%から18%に引き下げられている)

他にはガソリン税の廃止や極力赤字国債は発行しない、消費税も4年間は引き上げないということも含まれている。
大変素晴らしいと思う。但し財源が確保できれば。
いくら無駄遣いを無くしたとしても、税金で賄われる国家予算というものは増えるのだろうか。
未曾有の不景気と言われるリーマンショック前に日本の経済は落ち込んでいった。私の私見はもう絶対に以前のような経済状況にはなりえないと思っているが、このマニフェストを見る限り、とても明るい未来が描かれているように思うが、果たして実現可能なのだろうか。
まあ、多くの国民は自民党にやらせても民主党にやらせても所詮は一緒、という気分がどこかに潜んでいるだろうから、実現できなかったとしても「やっぱり」で済むが、そのあとにツケが回ってくるのだけはご勘弁願いたい。

↓記事が面白かったら「ワンクリック」お願いします。



人の上に立つ人というものは

2009年07月27日 | Weblog

最近は土日の方がかえってやることが多くなり、ブログが途切れがちです。
さて、昨日のニュースでまた麻生さんの失言問題が取り沙汰されていた。

以下日刊スポーツの記事引用-------------
逆風の麻生太郎首相(68)が、自らまいた種でさらに窮地に追い込まれた。25日午前、横浜市の会合で、高齢化社会に触れた際「高齢者は働くことしか才能がない」「80歳過ぎて遊びを覚えても遅い」と、高齢者をからかうような発言をした。麻生氏は夕方、仙台市の講演で「誤解を与えた」と釈明したが、選挙戦に影響を与えるのは必至の失言だ。細田博之幹事長(65)も24日、失言を撤回したばかり。選挙戦中とは思えない緊張感のなさに、党内には不信感が広がっている。-------------------

私も一応、指導者の端くれなので、人前で発する言葉には結構気を使っているつもりである。それでも宗教曲の練習時に俗っぽい比喩を出したりしてお叱りを受けることもあるが、私の指導時のモットーは以下の通り。
・わかりやすい内容であること。ママさんコーラス相手であれば、料理や家事に準えて、若い混声であれば時事ネタ、年配の男声合唱には政治ネタ、などシチュエーションによって使い分ける。
・素人にはなるべく専門的な話をしない。ドミナント、トニックの第三音だからコン音との音程関係は、などと言っても話を聞いてもらえない。
・書いてあるから、ということでは話をしない。フォルテと書いてあるのだから強く、リタルダンドと書いてあるから遅くする、では説明不足。なぜそう書いてあるのか、を一緒に考える。
・練習に参加した人全員が満足、納得して帰途に就けるように。これはハッキリ言って理想論で、実現は難しいのだが、人は「自分だけ特別扱いされた」ということに喜びを感じる。

これらをうまく使いこなしていかないと、文字通り命取りになりかねない。私の替わりはいくらでもいるのだ、ということを肝に銘じているつもり。
それだから麻生さんのこの発言はハッキリ言って今後を諦めているからなのか、それともただの・・・・・

↓記事が面白かったら「ワンクリック」お願いします。



私の恩師の一人。

2009年07月23日 | Weblog
7月21日に指揮者の若杉弘先生が亡くなられた。享年74歳。
7年くらい前にご自宅でピアノの上に乗ってポスターを掛け替えようとして落ち、骨折をされたことがあったがそこから調子が悪くなられたのか、その後健康が完全に良くなった、という噂をきかなかった。
私が指揮科に在学中に芸大の教授になられ、それはハッキリ言ってかなり遅くのご就任だったと思うが、私は先生のオペラの歴史についての講義を受けた。なぜか私がそのクラスのインペクになり、ピアニストの相庭尚子さんに連絡をとったり、授業の日程調節をさせていただいた。一度別の授業で映画監督の篠田正浩さんが来て講義をされる、という機会があり、しかし先生の授業と全く同じ時間に重なってしまったので先生に正直に話したら、「じゃあ、皆でそちらへお話を聞きに行こう!」と仰っていただいた。
先生の講義は、色々とスコアを持ってこられ、「ここの部分は、別のこの部分とリークしている」とか、「この登場人物のこのテーマはこんなところにも出てくる」とか、相当スコアを熟知していないとわからないことをたくさん教えていただいた。
そしてそれ以外の資料は全く持ってこられないのに、何年にどのオペラがどこで初演されてどうだったか、というのを明確に覚えていらっしゃる。
今朝の読売新聞に外山雄三先生の寄稿があったのだが、「戦後一足早く指揮者のキャリアをスタートさせた私や岩城は、音楽の好き嫌いに関係なく仕事をこなすのがプロだと心得ていた。だが少し年下の彼には、良い意味で音楽に対するこだわり、アマチュア的な好奇心があったように思う」と書いておられる。
まさにその通りだったと思う。
先生のそういう生き方を学んで、私の音楽人生にも活かしていきたいと思う。

↓記事が面白かったら「ワンクリック」お願いします。



楽譜の勉強方法について

2009年07月22日 | Weblog

「皆既日食」のテレビ中継を見ながら書いているので、非常に効率が悪いです。
悪石島は大雨になってしまったようですが・・・
私はどうせ雨男だからどこにいても見られないので最初からあきらめていましたが。
さて、今日の話題は以前のブログにて「合唱の予習方法」についての話題がありましたのでそれについて私見を述べておきたいと思います。
先ず、練習前に楽譜を手に入れることができたらできることは
・音源があるのであればどういう曲か聞いておく
・なければ曲の内容について、歌詞を読んでおいたり、外国の歌であれば訳を写しておいたりする
・楽器等があれば事前に音取りなどをしておく
楽譜が練習までに手に入れられなかった場合
・音源があるのであればどういう曲か聞いておく
・練習時に録音し、後で復習の材料にする ※←この録音に関しては私から見て熱心な人ほど一生懸命録音しています。

まあ、以上は一般的なことですので実践されている人も多いでしょう。
というか、指導者からの意見として是非実践してほしいです。
後は裏技として、よくわからない部分を休憩中に指導者に直接質問する、あるいはピアノをたたいてもらう。
というのがあります。ハッキリ言ってこれには遠慮はいらないと思います。これを面倒くさがっている指導者がいたとしたら芸術家として失格! と私は思います。

私は個人レッスンもちょくちょくやっていますが、歌曲やアリアのレッスンに関しては以下のような手順を踏んでいます。
・まず階名で曲を歌い、しっかりと音程とリズムを体に入れる。
・次にヴォカリーズ(ラ、ラ、ラやア~などで歌う)で旋律の流れをつかんでおく。これは言葉の抑揚、アクセントがずれている曲などには特に有効。
・以上と並行して、ノートに言語、その下に単語の意味、その下に対訳を書きつけ、さらにそれを楽譜に書きこむ。
・日本語、外国語に限らず歌詞を朗読する。ちゃんと感情をこめて。
・楽譜のリズムで歌詞を喋る。

以上を踏まえて初めて音と言葉をくっつけて歌う。
そうすることによって、音楽の細部まで理解が深まり、より高みを目指せると思います。
何事にも共通して言えますが、やはり努力をしたらそれだけ報われるし、得るものも大きいです。
逆に手を抜いたり中途半端では、時間の無駄、と思います。
それにそれだけ一生懸命取り組んだことは後になってもちゃんと体に残っているものです。
以上、参考にしていただければ幸いです。

↓記事が面白かったら「ワンクリック」お願いします。



世のサラリーマン、OLに敬意を表します。

2009年07月21日 | Weblog

昨日は13:30から16:30までは東京男声合唱団の練習、18:00から22:00までは丸の内合唱団の練習だった。
トータルで7時間。
合宿や、場合によってオペラの練習などではあり得なくもないが、普段の練習ではあまりこういうことはない。
普通にお勤めの皆さんは毎日8時間も労働されていらっしゃるわけだから、本当に頭が下がる。
私はサラリーマンは向いていない、と自分で思っているが以下がその理由。
・田舎育ちで、通勤ラッシュに耐えられない。たまになら我慢できるが毎日となると・・・多分歩いて通えるところに引っ越すでしょう。
・ネクタイを長時間締められない。本番などで使うことはあるけれどもその時間内が限度。
・スーツを長時間着られない。窮屈で窮屈で。そういう意味では本番の燕尾も一緒。
・お金の使い方に計画性がないので月に一度だけ報酬をもらえるというスタイルで生活できるか自信がない。
・上司の言うことに素直に従えるか不安。気に入った人ならついていくことはできるだろうけれど・・・

本当に嫌味でなく、心からそう思う。
それから、本当に自分がやりたい仕事かどうかも大きな要素になるだろう。
「お金のために」とか、「家族のために」と割り切れる自信はない。

↓記事が面白かったら「ワンクリック」お願いします。



昨日も使いました。

2009年07月17日 | Weblog


私は都内を一日であっちこっち行ったりるすることが多いのでよく利用するのですが、一日乗車券。
本八幡に住んでいた時は都営線のみの物をよく使っていました。700円。新宿まで片道360円だから往復するとモトがとれます。あまり使いませんが都バス、都電、日暮里舎人ライナーも乗り放題です。
一年のうちで何回か、500円になることもあります。かなりお得感があります。
たまに使っていた営団線と都営線の乗り放題、1000円。
面白いのは都営線のみはカードで、1000円の切符は文字通り普通の大きさの切符です。紛失したこと、何回かあります。ショックです。
今住んでいる松戸はJRですが、「常磐線各駅停車」に乗っていると西日暮里を過ぎると「営団地下鉄・千代田線」に変化しています。しかし営団線の一日乗車券は松戸駅で買えないのでもし使うなら一度駅を出なければなりません。
他にも使ったことありませんがJR乗り放題の切符730円や、営団線、都営線、JRが乗れる東京フリーきっぷ1580円也、もあります。
普通に交通機関を使っているのであまり意識しないかもしれませんが、私は東京に出てきて思ったことの一つにこの交通機関の複雑さ、がありました。
私の生まれた香川県ではJRと琴電、そしてバスのみです。県によってはJRしかないところもあるでしょうが、首都圏はハッキリ言ってメチャクチャ。しかも乗っている電車がここまではどこそこの私鉄、ここからはJR、ここからは営団になり、また地上に出るとどこそこの私鉄、とハッキリ言って訳分かりません。
諸外国はどうなっているのか気になったので試しにニューヨークを調べてみました。
ニューヨークには以下の鉄道があるようです。
まず地下鉄、MTAメトロ・ノース鉄道、MTAロングアイランド鉄道、PATHトレイン、ニュージャージー・トランジット、スタテン島鉄道、アムトラック

↓記事が面白かったら「ワンクリック」お願いします。



Nintendoはどうだか知りませんが

2009年07月15日 | Weblog

今日本の政局は大変なことになっているけれども、解散、総選挙の結果は大方見当が付いてしまっていますね。
民主党に一度政権を任せてみるのもいいかな、と多くの国民は思っているようですが、しかし「でも大して変わらないだろう」という諦めににも似た感情を持っていることも否めないのでは?
日本はこれからどうなっていくのでしょうか。昔は高度成長期、というのがありました。物を作って外国に売る。一ドルが360円もしたのですからジャンジャン外貨が入ってきていましたね。
しかしいま日本で作って売っているもののいかに少ないことか。made in Japanというロゴはいまや貴重種ですね。
欧米人はSONYという会社はアメリカの会社だと思っている人が多いようです。
日本人だってadidasという会社はアメリカの会社だと思っている人が多いでしょう?
ニベアもそうですが、アメリカではありません。
CANONも日本の企業だという認知は欧米ではされていません。
DENONは今は「デノン」と読むということを近年知ってショックを受けました。昔は「でんおん」と呼んでいました。そういえばNIKONは欧米では「ナイコン」と言いますね。
私の声楽の先生は鈴木寛一先生ですが、ローマ字に直すとKANICHI SUZUKI、つまり「カニチ」と読まれてしまいます。
ちょっと脱線しました。
あと欧米人は日本がどこにあるか知らない人が多いです。
ではあなたはベルギーがどこにあるか知っていますか?

つまり何が言いたいかと言うと、今の日本は世界にとり残されているのではないか、政局がこんなんでええのんか!? ということです。
私は今読売新聞を取っていますが同時にTHE DAILY YOMIURIを購読しています。
それで何がわかるかと言うと日本語の方はほとんど日本の情報しか書いていません、ということがよくわかります。
日本がどうありたいのか、世界の中でどうしていきたいか、政府に任せるだけでなく国民も意識した方がいいのではないか、と思います。

↓記事が面白かったら「ワンクリック」お願いします。



最近考えていること、のひとつ

2009年07月14日 | Weblog

最近私がメンバーの一員の「カインズ」という男声カルテットが熱いです。
昨年チラシを製作してから結構オファーやらなんやらがあり、今月は3本も本番が入っています。
先週水曜と、金曜、あと31日に。
そして各地の合唱祭の余興としての出演依頼、秋には信州の温泉地での余興公演なども。
今月の本番はいずれも老人ホームでの公演。
ホームでの演奏は結成以来たくさん行ってきたのだがやはり難しいな、と感じるのは相手が所謂お年寄りだけに、どんな反応が返ってくるか予測が難しい。曲を演奏した時の反応、質問をした時の反応。とってもドキドキしなかがら本番を行っている。
しかしプロとはいえ、やはり私たちも本番を一回こなすごとに成長している。昨日は練習があったのだが相当シビアなところまで攻めてきている。
以前に教えている合唱団の人から「先生はどういう合唱団が理想ですか」と訊かれたので、「プロのような合唱団です」と答えた。
「練習時に音取りをしなくてよい」「練習の初期段階から曲想を練られる」「自分自身の声に普段から磨きをかけているので美しい音色を目指せる」など、利点は多い。
もちろんプロはプロなりの難しさはあるが、私にとっては利点の方がはるかに多い。
指導している合唱団も各合唱団で相当自意識やレヴェル、人数も充実してきているのでそろそろ意識を「プロ方向」へシフトしていこう、かと思っている今日この頃なのである。

↓記事が面白かったら「ワンクリック」お願いします。



世の中にはまだまだ不思議なことがあるものです

2009年07月13日 | Weblog

だいたいもって、なぜプールに精子が浮遊しているかもかなり謎ですが、もし本当にこういうことがあるのならかなりユユシキ問題でないですか?日本のプールは塩素での消毒がかなりきついと思うのでこういうことは起きないと思いますが、川や海などではあり得る、ということですよね。

以下ロケットニュース24より引用・・・・・・・・

「うちの娘がプールで泳いでいたら妊娠してしまったじゃないのよ!」と、プールを所有するホテルに対して提訴した母親が話題になっています。マグダレナ・ウイコスカさん(13歳)がプールで泳いでいたところ、プールに浮遊していた精子によって妊娠したとのこと。以前にも大麻所持で服役中の女性が妊娠して問題になりましたが今回はどういうことなのでしょうか。

ポーランドに住むウイコスカさん一家は、エジプトにバカンス旅行に行った際、ホテルのプールでスイミング。帰国したのち、ほどなくして娘が妊娠していることが発覚。妊娠した時期を逆算すると、エジプト旅行の時期と重なったようなのだ。

しかし、娘はエジプト旅行中に男性と触れ合う機会はなかったとしており、母親からすれば、プールで泳いだときに妊娠したとしか考えられないという結果に至ったようだ。

このことを伝えたマスコミのひとつニュースサイト『アナノーヴァ』によると、ポーランドの首都であるワルシャワの観光局は、ウイコスカさんからの提訴と苦情を確認しているという。つまり、本当に娘の妊娠に関してホテルを訴えるようだ。プールに浮遊していた精子が本当に妊娠の原因になるとしたらけっこう驚きなのだが……。この裁判の結果がどうなるか見守りたい。

↓記事が面白かったら「ワンクリック」お願いします。