紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

日本茜掘り

2015-05-22 17:56:36 | 植物

 日本茜の掘り出し

茜の掘り出し時期はいつ頃が最適なのだろう。


5月初旬に茜掘りをする。新芽が既に50cm以上にも伸びていて株元を捜すのが大変である。伸びた蔓の処理にも苦労をする。10日前だったらこれほどではなかった。




茜掘りの好時期を逸したが、別の好時期であった。1株を整理すると株元から上が今春生育した部分で、ハサミが迷う。


根を乾燥するために株元をカットする。100gの茜も乾燥させると20gになってしまうのだが、残りの蔓を整理し根元を残すと新株が誕生しそうである。




1節を残して切り落とした新芽を挿して見る。



2週間もすると新芽が出て来た。


このままの状態で蔓が50cmも伸びれば根も生育が進んで夏には移植に耐える新株となりそうである。昨年夏、蔓の途中の節から幾つもの発根を見て新株誕生を喜んだのだが、厳しい冬を越す事は出来ず、この春発芽が少なくさびしい1畝が畑にあるのだが・・・。


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