ぼくは行かない どこへも
ボヘミアンのようには…
気仙沼在住の千田基嗣の詩とエッセイ、読書の記録を随時掲載します。

樋口直美・内門大丈 レビー小体型認知症とは何か ちくま新書2023

2024-02-02 12:47:41 | エッセイ オープンダイアローグ
 副題は「患者と医師が語りつくしてわかったこと」。 樋口直美氏の著書は、シリーズケアをひらくの一冊『誤作動する脳』(医学書院2020)に次いで2冊目である。 この本のねらいは、「はじめに」に記されている。「私は、五〇歳の時に「レビー小体型認知症(DLB)」と診断され、治療を続けている患者です。診断後、自分の病態を観察、記録し、「従来の説明はちょっと違うよ」と書き続けてきました。当事者を苦しめる、認 . . . 本文を読む