テレビアニメ「ドラえもん」は世界中の人気者です。
ところが、「ドラえもん」の放映を禁止しようとしている国もあるそうです。
インドとかパキスタン、ドイツ、アメリカです。
「のび太は何か困ったことがあると、すぐ、ドラえもんの４次元ポケットで解決しようとする。こんな子供になったら大変」
というわけ。
でもイタリア、スペイン語圏の国々、東南アジア等では、ドラえもんは人気者です。
一説によると、子供に「添い寝」する習慣があるかどうかで分かれるという話もあります。
しっかしねえ、子供は「４次元ポケット」は漫画の世界だけの話だって、ちゃーーんと分かっていると思いますよ。
宿題やテスト、子供同士のおつき合いなど、子供の世界もストレスが多いでしょうから、「どこでもドア」なんかで一瞬、ホカッとするのも大変良いことだと思いますけどねえ。
仕事に疲れたお父さんが、赤ちょうちんで一杯やるようなものです。
それに、空を飛べるタケコプターとかの楽しい道具も、既成概念にとらわれない発想を育てるには、大変良いに違いありません。
世界中の子供が「ドラえもん」を見て、「みんな思うことは一緒」という意識を持てば、心の中に寛容の気持ちが育つかもしれません。
それが、ちびっとでも世界平和につながればと思います。
