8月4日に予定されている八ヶ岳登山が迫ってきている。那須連山縦走、乗鞍岳登山もこの八ヶ岳登山の足馴らしの意味合いが強い。特に乗鞍岳で一緒に歩いた人の「八ヶ岳はここ以上!」この言葉にショックを受けた。
そこで、20日に2人で「日光白根山」へ登ってきた。丸沼高原からのゴンドラを利用しての登山だった。ゴンドラ山頂駅から白根山頂まで弥陀ガ池経由して山頂までの2時間余、その後白根山頂へのドームを1時間程急登して、2578mの関東以北最高峰の山頂に到着した。
白根山の山頂は、ピークがたくさんあり、それぞれのピークを踏破した。この日の天候はガスに覆われ見晴らしは良くはなかったが、時折見せる晴れ間から、若い火山特有の火口丘、火口原等をみながら昼食を摂った。山頂ドーム付近にはシャクナゲが今を盛りに咲いていた。シラネアオイが終わってしまっても白根山は花の山であることを感じた。ここに咲いているシャクナゲはハクサンシャクナゲで淡い花色で気品がある。
五色沼を足下にみながら山頂を周遊し、下山は南斜面を通り、大日如来、血の池地獄など史跡散策コースを回りながら、山頂駅からの最終ゴンドラ4時半に間に合うように歩いた。
ゴンドラ山頂駅周辺にはたくさんのコマクサが植栽されていて現在満開だったが、先日の池ノ平湿原や乗鞍高原に自生しているコマクサを見てきたせいかほとんど感動はなかった。植栽したものは自然に生えている花の存在感にはほど遠いものである。
帰宅の途中、日光湯本温泉の小西ホテルで入浴し真岡へ戻った。