寒さも緩み、老人にとっては、嬉しい日となった20日。若者のように朝食を喫茶店で摂り、その場の話し合いで「天候もいいので、フクジュソウの自生地を見てこよう」ということになり、那珂川町まで出かけた。
個人のお宅の南向きの斜面に、たくさんのフクジュソウが自生していた。よく見るとわが家のフクジュソウとは違って、小ぶりの花で花弁が七色に輝いていた。これは自生の花と栽培種の花との違いのようだ。花は野生に限るというのも解るような気がする。気品が感じられるから不思議である。このフクジュソウの自生地のすぐそばに、御前岩という奇岩があるので久しぶりに見学した。相変わらずの奇岩に圧倒された。
その後、時間もあったので、栃木県と茨城県の県境にあるフクロウで有名な鷲子山上神社を参拝した。ここも数年前に参拝したが、日本一の大きさを誇るフクロウはもちろんのこと、フクジュソウ、ヤブツバキ、また、初夏にはアジサイと、参拝客を呼ぼうとする仕掛けをたくさん持っている。これを商魂たくましいというのかもしれない。
山上神社へは往路は復路専用道路を復路は往路専用道路を通ってしまい、年寄りの不注意さを露呈してしまった。反省しきりである。
昼食は道の駅「馬頭」で摂り午後3時までには帰宅できた。