前夜 急に「廃路線となったアプト式で有名な信越本線の碓氷峠を歩きたい」と言い出したので出かけた。かつての線路道を遊歩道として整備して歩き易くしてあった。周辺には見所もあり興味深い碓氷峠路散歩をしてきた。この散歩での総歩数は22000歩を越えた。歩数に比べて疲れは無かった。
家を8時半過ぎに出たので、アプトの道出発地点となる横川駅を11時出発と遅くなってしまった。車を横川駅脇のぶんかむら駅におき、遊歩道アプトの道を旧丸山変電所や多くの橋梁やトンネルを見学しながら碓氷湖まで行った。碓氷湖で少し遅くなった昼食を摂り、帰りは同じ道を碓氷関所跡などを見学しながら引き返した。
北原白秋の歌碑や文部省唱歌モミジの風景にも出会い、充実した散歩ができた。土日なら帰路はトロッコ列車が運行しているのだなどと思いながら歩いた。アプト式の列車が走っていただけあって、往きの碓氷湖までは上り坂、復路のぶんかむら駅までは下り坂だった。
ぶんかむら駅からは車で、有名なめがね橋とアプトの道最終地点である熊ノ平駅跡を見学した。碓氷第三橋梁めがね橋(4連アーチ式鉄道橋)は、国の重要文化財でありその優美な姿とともに当時の工事の困難さを感じた。熊ノ平駅では、在りし日のアプト式の様相と思いを深くした。
熊ノ平から碓氷峠(960)まで行き、軽井沢経由で自宅まで帰った。高速道路の整備で近くなったが、有料道路料金が片道3800円は痛い。なお、このコースは次週のNHKのブラタモリでも放映されるようでもある。
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5 6 7 8
9 10 11 12
13 14 3 トロッコ列車 4 旧丸山変電所
6 5号トンネル 7 8 碓氷湖 9 10 めがね橋 12 熊ノ平駅 13 9号トンネル
14 碓氷峠