間もなく3月の春を感じさせる27日 思いつきで真岡の最高峰の大政山(283)へ登った。登山口からは3コースあったが中央コースの40分で山頂へを選択した。コースタイム通りに山頂へ到着した。このコースは展望は全くなかった。この山の魅力は標高が300mに満たないにも拘らず、急坂があり鎖場登山の体験もでき、コースも数コースがあり、バリエーションが豊富であるような気がする。山の中にいたのは2時間ほどだったが数人と出会ったのもこんなことかららしい。展望は春の霞に邪魔され全くなかった。毎回のことながら、十分な事前勉強の不足から成果もあまりないのも反省である。近場の山ということで甘く見ているのかもしれない。時期的にはマンサクの花の時期でもあり、下山の途中にマンサクの丘もあるので期待したが、残念ながら時期尚早で、マンサクの高木にわずかに咲いているに過ぎなかった。自分と同じようにマンサクの花を期待した登山者もいたが、残念そうに下山した。
予定より早く下山できたので、間もなく山門の解体修理を予定している高田山専修寺を参拝した。専修寺は浄土真宗高田派の本寺だけあって伽藍も大きく、重要文化財も多くあり、見ごたえのあるお寺である。また、専修寺に隣接して遍照寺という寺のあることを発見した。この遍照寺は我が家の菩提寺と同じ寺名である。生後70年以上も真岡に住みながらの新発見だった。