真岡日記

真岡、塩原のお知らせです

秋の横根山 ー 山燃えるスックと二本の樺立ちぬ

2015-10-30 18:37:29 | 日記

 29日の起床は6時だった。天気予報によると栃木県内は全て晴れ。紅葉が終わってしまうという焦りが、頭の中を駈け巡った。

 今の時期の紅葉は、日光の二社一寺付近。八方ガ原の雄飛の滝付近。前日光の横根高原付近。この辺かと思って検討した結果、横根高原の横根山を登りながら、紅葉狩りを楽しむことにした。朝、決めたことなので木曜日にしなければならないこと「ゴミ出し」をしたりしたので真岡を出発したのは、朝8時と山登りを含めるには遅すぎる時間になってしまった。天気予報では晴れで絶好の行楽日和といいながらも、真岡は曇り空だった。

 横根山へは、壬生、鹿沼、粟野、粕尾、上粕尾から粕尾峠経由で横根高原へ行った。上粕尾から粕尾峠までの道路は、45年程前と同じ道幅で不安一杯だったが対向車もなかったので、無事横根高原まで到着できた。横根高原の前日光ハイランドロッジを起点に横根山(1373)、五段の滝、井戸湿原周遊を楽しんだ。この当日の横根高原近辺の天候は、雲の出入りが激しく全面霧に覆われ視界がほとんど見えなくなる瞬間があると思うと一瞬青空が現れたりする不安定な空模様だった。横根山山頂へは、過去に登ったこともあるはずだったが記憶にもなくなっていたので寄ってみた。展望もなく四阿があるだけの簡単な山頂だった。五段の滝は、滝というより急流という感じだったが、井戸湿原から流れでていると考えたりすると面白い場所だった。井戸湿原の紅葉は、周囲のカラマツと草モミジの黄色で霧に覆われ幻想的だった。井戸湿原から象の鼻展望台へ廻り展望を楽しむと、雲の切れ間の一瞬から、皇海山、日光白根山、男体山を始めとする日光連山が目の高さに拡がり圧巻な景色が見られた。特に皇海山(2144)を見る機会の無かった自分にとってあの景色は忘れられない。深田久弥が日本百名山に入れたのも納得だった。

帰路は、古峰ヶ原経由で帰った。横根高原から古峰ヶ原神社までの道路がこんなにも立派に舗装されているとは思わなかった。新しい発見だった。なにか横根高原がより身近になった。古峰ヶ原神社周辺の紅葉は今が盛りで多くの参拝者で賑わっていた。

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6 五段の滝  10 日光白根山  12 皇海山

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神楽 ー 幽玄の世界に誘う十三夜

2015-10-25 07:47:21 | 日記

 24日 早池峰大償神楽が足利の栗田美術館で開催されるというので出かけた。夕方からの神楽なので、少し早めに真岡を出発し、佐野の厄除け大師佐野市の郷土博物館などを見学した。

 早池峰神楽は、国指定の重要無形民俗文化財ユネスコ無形文化遺産にも登録されている。岩手県の東日本大震災の復興を願って、岩手県の魅力を発信していくために、鎌倉の建長寺や東京の増上寺などでも開催を予定している。

 栗田美術館の特設会場では、たくさんの観客が4時半からの神楽を楽しんだ。帰りには佐野ラーメンを夕食にして、佐野サービスエリアからスマートICから東北自動車道北関東自動車道を通って帰宅した。かつて3時間ほどかけて行った足利まで1時間ほどの距離だった。

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1 佐野厄除け大師  2 3 4 5 大償神楽  6 十三夜の月  7 ご当地キャラクター 

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塩原 292 293 ー やがて来る錦秋モミジの一里塚

2015-10-23 10:34:54 | 日記

21日 1週間ぶりとなる塩原へ1泊2日で出かけた。1週間前の紅葉の様子が思いだされて期待をもって真岡を発った。紅葉をより鮮やかにさせるには、日光が条件であるが、残念ながら曇り空だったために、あの鮮やかな赤い紅葉は見られなかった。

  往きながらトンネルの脇を走る旧街道の大正浪漫街道をゆっくりと走った。名称の由来でもある幸田露伴と尾崎紅葉の碑11月4日の序幕を待たずに公開されていた。幸露時代と呼ばれた大正時代の文豪の碑を建てることにより大正浪漫街道と名付けた由来がよく理解できた。

  自然郷のモミジは、黄色が主体でまだ余裕のあるモミジの風景だった。土、日と娘の友だちが利用するということなので室内を掃除した。  

 22日の自然郷での昼食に塩原高原ダイコンを食べたが、辛さもなく新鮮で最高のダイコンを食べることができた。高原ダイコンの味は格別である。

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  1 2 大正浪漫街道に建碑された尾崎紅葉と幸田露伴の碑  3 4 5 自然郷の紅葉

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秋桜 ー  風流れコスモス騒ぎ背比べ

2015-10-19 16:17:53 | 日記

 19日 秋の花の代表ともいえるコスモスの花を益子の生田目まで見に行った。1週間前にも行ったので今年2回目である。車では20分程で到着するが、自転車で行ったので50分程かかった。

 コスモスの開花の様子は、13日にはこれからという状態だったが、19日は満開だった。自由に切り花もさせてくれるので、切り花にしてきた。

 同じ道を通って帰るのも面白くないと思ったので、駐車場の係りをしていた地元の人に真岡までの道筋を聞いたところ、小貝川の川沿いがサイクリングには最適だということなので川沿いを通って家に帰った。

 60年程前に住んでいた山前根本、青谷、須釜、君島、道祖土などの小貝川流域の懐かしい地区を辿りながら家に戻った。

 懐かしさと秋桜(コスモス) 生田目(なばため)など漢字で書くと難解な日本語をあらためて感じた1日だった。

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  1 2 13日のコスモス畑  3 4 19日のコスモス畑  5 コスモス畑からの雨巻山  6 7 小貝川流域  8 君島河川敷のコスモス  9 道祖土河川敷のコスモス

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塩原 290・291 ー 石垣に偲ぶ往時の秋の風

2015-10-17 10:24:37 | 日記

 15日に所属する会の市外研修が塩原の道の駅(アグリパル)を集合地点に開催されるというので、参加してきた。集合時間が7時50分と早かったので、家を6時10分に出発した。氏家、矢板で渋滞にはまり心配したが、集合時刻の10分前に到着できた。

 今回の市外研修は県南の佐野市だった。佐野には、友人もいてみかも山などには何回も足を運んだこともあるが、佐野ラーメン、唐沢山、佐野厄よけ大師が殊の外有名である。佐野の案内人の方の案内もこの3つに集約されていた。コースの案内というより、名所地の案内で塩原の案内とは若干性格を異にしているようでもあったが、組織や案内人の態度等に参考になることが多くあった。

 塩原への戻りは3時半だったので自然郷へ1泊し、16日に真岡へ帰宅した。この時期の塩原の紅葉は、3分程で色付き始めというところである。残念ながら曇天でもあるので、鮮やかさのない紅葉の色付き始めであった。自然郷では今年の冬を思いながら薪作りに汗を流した。来週も塩原へ来る予定もあるので、その時の紅葉が楽しみである。

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9  1 2 唐沢山城趾  3 唐沢山城趾からの展望  4 6 厄除け大師山門  

5 天明鋳物  7 8 9 塩原の現在の秋    

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