30日 天候にも恵まれたので、近場の低山でも散策しようと思い「雨巻山」を選んだ。2019年1月に雨巻山と三登谷山を登頂しているので、3年ぶりとなる2山である。「雨巻山」を低山に含むかどうかは別にして、近場の山となると身近な山ということで、我が家からも遠望できるこの山を避けることは出来ない。あわせて、過去に何回も登頂しているので新鮮味がない。そこで、過去に何回も挑戦しようとした、雨巻山山塊の縦走を選んだ。この縦走に含まれる山は、御獄山(433)、足尾山(413)、雨巻山(533)、三登谷山(433)である。
10時15分に登山口から登り始めたが、この時点で50台ほど収容できる駐車場は満車で、路上駐車を含めると100台ほどがあり、この山々の人気の高さがわかる。
最初は、登山口から御岳山を目指しての急登だった。疲れと汗のために厳しかったが、多くの人が山頂で休息をしていた。ここ御獄山から足尾山へはこの縦走で最も急な鎖場だった。足尾山は、登山者もなく展望が開けていた。残念ながらカスミのために期待した日光連山や那須連山の展望はなかったが、ゆっくりと堪能できた。
足尾山から御獄山に戻り、ここからいよいよこの山塊の主峰の雨巻山へと向かった。途中猪転げ坂と呼ばれる難所を越して山頂へと到着した。雨巻山山頂から少し下った所に展望所があったが、木々が繁茂しすぎて展望は全くなかった。また、山頂に戻り、ここから三登谷山を目指した。
雨巻山から三登谷山までの稜線上には、登山口の大川戸への下り口が三ヶ所ほどあったが、三登谷山の山頂までと思い、足の心地よい痛みと戦いながら縦走を完結した。
三登谷山からは遠望はできなかったが、足下に近場の集落を上から望むことができた。登山口の大川戸で歩数が1万7千歩、13kmを示していた。