こんにちは
給食室の赤井宏美です
今日は食育の日でした今月取り上げましたのは日本茶です
日本茶とは「日本で作られたお茶」といった意味で使われていますが
一般的に日本茶=緑茶を指します
皆さんは急須で入れたお茶をご家庭で味わっていますか
昔はこの方法でお茶を頂くということが日常生活の中でありました
しかし、ご存知ですか現代の子どもの約8割が急須の使い方を知らないのです
このデータは高校生を対象とするものでしたが、これを目にしたとき、高校生でも
使えないということは、ずいぶんと前から急須を使ってお茶を入れるという
「日本のわびさび」が子ども達に伝わっていないのだと知りました。
その原因として考えられていることは、
*ペットボトルの普及が急須を使う機会の減少になっていること。
*核家族化が進み緑茶を飲む世代との団らんがなくなったために急須を日常的に使う家庭が減少していること。
等が挙げられています
このことから「お茶はペットボトルに入っているもの」とした位置づけでとらえている
子どもが増加しているのです
「お茶はペットボトルに入っているものだけじゃないんだ!!」ということと
古き良き時代の日本の伝統を子ども達に伝えたく思い、今月は日本茶を取り上げ
食育に取り組みました
内容としては、透明の急須を使って日本茶ができるまでの様子を見てもらい
、そして実際に香りを楽しみ・味わうといった内容で行いました。
もっとお茶について知ってもらう為に紙芝居を用いてお茶の葉が
どのようにして生産されているかお話ししました
苦いけどおいしいーー
大人の味がするなど様々な声がありましたよ
日本の伝統文化に触れ、味わうことができました
この食経験が将来の子ども達の食生活が明るいものになりますように
子どもたちの子どもたちへとどんどん伝えつがれていきますようにと願っています
ご家庭でもホッと一息急須でお茶をのんでみてくださいね