Fairys in the forest 【成美の森に住む妖精たちの物語】

大阪府寝屋川市にある認定こども園「ねやがわ成美の森こども園」の楽しい保育の様子を大公開!

少しずつ、少しずつ・・・

2017-06-30 | 保育園での【あれこれ】

こんにちは

みどり組(4歳児)担任の高田里誉です

 

6月も本日で終わりを迎え、早くも明日から7月ですね

天気や事項などにも興味を示すみどり組の子ども達も、「今日で6月おわりやで」と一緒に時の早さを感じていました

 

さて、進級して3か月が経ち、季節が移り変わってゆくと共に、子ども達の姿にも変化が見られます

今回はそんなみどり組の子ども達の姿について、一部お伝えさせて頂きたいと思います

 

 4月から新しく取り組む事が増え、挑戦する機会がたくさんあるみどり組の子ども達

「がんばろう」という意欲がある半面、「できない」と挑戦を拒む姿も同時に見られます。

 

自分と他人との区別がはっきりとし、周りが見えるようになってきて、人に見られているという自意識が芽生える4歳児。

その中で、自分の思ったように「できないかもしれない・・・」という葛藤も多く経験する時であります。 

 

例えば、鉄棒の時間

技に応じて自分でやりやすい鉄棒の高さを考えて選び、取り組んでいます

待っている間はお友達の姿を見ながら応援したり、どんな風にしているのかを見て学んでみたり

 

なるべく“自分でできた”という達成感を味わえるように、また、危険のない様に子ども達の様子を見ながら補助についています

その中で、「むり」「できない」と訴えることがあります

 

その時は、無理強いはせず、子ども達が出来る範囲で挑戦できるようにしています

「先生が支えてあげるから大丈夫だよ」と伝えると、安心感を持って挑戦しようとしてみたり。

それでも、落ちたらどうしようという恐怖心や、見られているという恥ずかしさから諦める姿もあります

 

一人ひとりによって、一つの事柄に対する取り組む姿勢は様々でありますが、何よりも大切にしたいと思っているのは、“がんばろう”という姿勢を認めること。

そして、子どもたちの力を信じて見守ること。

 

最後までできなくても、完璧でなくてもいいのです

 

少しでもやってみようとする姿勢やその勇気を「頑張ったね」「今日はここまでできたね」と認めたり褒めたりすることで、子ども達の自信や意欲にへと繋がっていきます。

 
小さな積み重ねは、大きなものとなっていくのですね
 
最初は「できない」と不安がっていた子どもも、今では「先生、見て!できたー」と得意げな姿を見せてくれたり
 
“できた”“がんばった”という子ども達の喜びは、私自身もとても嬉しく、一緒に取り組んでいくからこそ感じられる世界だなあと日々感じさせて頂いております
 
 
今後も子ども達の思いにたくさん共感しながら、様々な可能性を広げられるよう、保育をしていき、一緒に色々な世界を感じていきたいと思います

 

 


今後の活躍に繋がりますように♪

2017-06-29 | 保育園での【あれこれ】

こんにちはしろ組(5歳児)担任の西出知奈美です

もくれん保育園に6月19日(月)から本日まで、枚方支援学校の3年生の方が保育実習に来られていました

 

前半の5日間はあか組(1歳児)クラスに、そして後半の4日間はしろ組のクラスに入ってたくさんの子どもたちと

関わる中で保育士のお仕事について学んで頂きました

また朝の延長の時間には他のクラスの子どもたちとの関わりもあり、いろんな年齢の子どもたちと関わってもらいました

最初は少し緊張をしている姿も見られましたが、優しく子どもたちに接してくれており、子どもたちも

お姉さんのことが大好きで「お姉さん、一緒にあそぼう」「お姉さんこっちに来て」などと誘う姿が見られており、大人気でした

そして本日は最終日ということでお別れ会をしました

お姉さんに9日間保育園に来てどうだったかなど感想を聞くと、みんなと過ごせたことがとても楽しかったと言ってもらい、

子どもたちもとても嬉しそうでした

そして子どもたちから歌のプレゼントと言葉のプレゼントをし、お姉さんも今日で子どもたちとお別れをすることが

とても寂しく感じていた様子でしたが、心温まる時間を過ごすことが出来ました

また幼児クラスの子どもたちだけではなく、乳児クラスのあか組さんの子どもたちとお別れ会をしました

 

優しく乳児の子どもたちにも寄り添っていたお姉さん子どもたちもそんなお姉さんに安心感を

感じていた事だと思います

 

保育実習とは学生の方だけが学ぶ場ではなく、私たち職員にとっても勉強となる場面がたくさんあります。

学生の方が現場である保育園に来ることで、私たち職員も初心の気持ちを思い出したり、また仕事のあり方について

再確認できる機会となります。

今回の学生の方とのお話の中で、「なぜ保育園の先生になりたいと思ったのですか?」と言った質問などがあり、

「保育士になりたい!!」と思っていた学生時代を振り返り、懐かしく感じました

私事になるのですが、私は年の離れた従姉妹が多くいて、一緒に過ごす機会が多く、その際に小さな年齢の子どもとの関わりの中で

子どもってとても可愛いなと思い、そんな子どもたちと関わる仕事がしたいなと思い、保育士になりたいと思いました

保育士になりたいというきっかけは人それぞれだと思いますが、今は保育士として働き

毎日子どもたちと一緒に過ごす中で、以前まで出来なかったことが出来るようになったり、

日々子どもたちが成長している姿を見て、日々嬉しい気持ちでいっぱいです

その成長の瞬間に携わったときに、やっぱり保育士の仕事は素敵だなと感じます

これは、保育士に関わらず、他の仕事をしている中でもいろんな場面で

やりがいを感じたり、自分の職業に誇りを持つことに繋がると思うので、

今回実習に来られていた学生の方にとっても、自分にとってそのように感じられる

職業が保育士でも、そうでなくても、自分にとってそんな素敵なお仕事が見つかるといいなと感じました

本日で、保育実習が最終日となりましたが、今回の保育実習を通して、感じたことや学んだことをいかしていきながら

今後の活躍に繋がることを職員一同、応援しております

 


室内でも楽しく♪

2017-06-28 | 保育園での【あれこれ】

こんにちは

あか組(1歳児)担任の浦田鈴香です

 

6月後半、本格的な梅雨が訪れていますね」

 

本日のような雨天の日や、天候、体調等様々な事により

1年を通してお家で過ごす日は意外とたくさんあります

 

そんな時ご家庭でも簡単に親子で一緒に遊べる「小麦粉粘土」について紹介したいと思います

 

 

小麦粉粘土は作るのに必要な材料もご家庭にある物ですぐに作れるのです

小麦粉3に対し、水は1の割合ぐらいでボウルで混ぜ合わせると少しずつ形になっていきますよ

更に食紅があれば色がつき色彩も楽しめます

「手にべたべたつくのちょっと・・・」という方も大丈夫です

少量の油を入れるとさらっとした感触が味わえますよ

 

小麦粉粘土は室内でも気軽に遊べるだけではなく、口に入れても安全という面から小さなお子様のいるご家庭でも安心して遊び事ができます

 

先日、あか組の子ども達も小麦粉粘土で遊びました

色をつけて作った粘土に興味津々の子ども達

つまんでみたり手のひらで押してみたりと手や指先を使って感触を味わいました

 

 

粘土の利点としては

・つまむ、ひっぱる等指先を使う事で脳を刺激することで「どのように作ろう」「何を作ろう」という考える力が育つ。

・想像力を掻き立てられ、創造力をも高める。

・集中力を持続させる。

等様々な利点があります

 

また幼児クラスでは従来の油粘土ではなくひかりのくにの「Eー粘土」を利用しています

油粘土のようなにおいもなく軽くて指先でも扱いやすく想像したものを創造しやすい素材になっています

 

 

 

 

これからも園では、子ども達のやりやすさ、安全面を考慮し、子ども達の想像力を広げながら創造する力を高めていく援助をしていくと共に、室内で過ごす際にも子ども達がより興味関心を持って取り組め集中できる活動を行っていきたいと思います。

 

お子様とご家庭で過ごす際、簡単にできる粘土遊び、是非行ってみてくださいね