こんにちは
しろ組(5歳児)の浦田鈴香です
新年度が始まり、約1か月がたちましたね
新入園児のお友達も少しずつ保育園に慣れている様子で笑顔がたくさん見られる様になっています
また、在園児のお友達も進級した新しいクラスに馴染み新しい取り組みにも意欲的に励む姿が見られる様になっております
さて、しろ組では4月から6月に行う大行事「お泊まり保育」に向けて自分の事を自分で、そして友達と気持ちを一つに協力し合う事を大切に取り組んでおります
その取り組みの一つ野菜切りを先日行いました
お泊まりをするということは自分たちで自分たちの事をしなければいけません。
もちろんご飯作りも含まれます
「野菜は自分で切らないと!!」
「家でも練習しないと!!」
と子ども達から多数の声が聴かれました
何を作るかの話し合いでは、
・野菜を大きく切っても食べられる料理
・皆が好きな料理
・皆が植えた玉ねぎを収穫して使いたい
と上記の意見が出てグループで話し合ったり、
意見が分かれた時はクラスでも話し合いし、
カレーライスに決定しました
皆の意見がカレーライスにまとまった時の喜びは、
勝負に勝った時の様な盛り上がりでした
そしていざ野菜切り挑戦です
前日もプレ練習したしろ組さん
エプロン・三角巾をつけると、より意欲が高まっています
今回切る野菜は人参と玉ねぎです
グループごとに分かれて行い、お泊まり保育でグループと一緒に取り組みを行ってもらうグループ担当保育士と共に取り組みました
まずは皮むきです
人参はピーラーで、玉ねぎは手でそっと向きます
皮を箱に入れる時はグループの友だちが箱を近付けて入れやすくしてあげる姿も
自然に友達を思って行う行動がグループとしての協力に繋がり絆が深まりますね
包丁はとても慎重に・・・
どんな野菜を食べたいか考えながら切りました
切っているお友達だけではなく見ているお友達も真剣の表情です
お友達が取り組んでいる姿、とても気になる様子です
待っている間猫の手の真似や切る真似をしていました
切った野菜をボウルに入れる時もグループの友だちが付けて入れやすくしてあげる姿が見られました
みんなで切った人参と玉ねぎがこちらです
今回は初めて包丁や、ピーラーに触れ合うお友達もおり、自分達にできるかなという期待・緊張・不安の姿が見られましたが、1度頑張るともっとしてみたいという気持ちをたくさん保育士に伝えてくれました
次の日の給食のカレーにして作ってもらう為に調理室の職員に宜しくお願いしますの言葉を伝え待ちに待った翌日
「大きい野菜!!」
「これ昨日皆で切ったんやで!!」
食べる前から喜ぶ子ども達。
皆で一生懸命取り組んだことだからこそ尚美味しく感じられますね
おかわり多数ですぐに空になりました
自分たちの事を自分たちで行うこと・・・
それは子ども達が喜びを感じるだけではなく、自信にも変えていくことができます
特にクッキングでは家庭でも保護者の皆様が料理されている姿を近くで見ているので憧れを持っている取り組みでもあります。
今回の野菜切りではお泊まり保育に向けて行いましたが、今後の食育にも繋げていきたいと思います。
また、様々な物や取り組みへのふれあいを通じ子ども達の興味・関心を広げ、達成感から自信に繋げていきたいと思います。