ブルーシャムロック

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出来杉英才の眞意

2021-09-24 23:32:20 | 逆襲の藤隆
「出来杉、貴様は歴史の立合人に過ぎない。君と敵対していた男が
君との対決から降りたのがその証拠だ。まあ、君の嫁さんを殺害しても
君は懲りないようだな。」
山田守は、出来杉の命を狙うものの音声を聞いていた。
「なかなか調子づいている。後で尻尾を掴むのは私だがな。」
と山田守はにやりと笑った。
「出来杉はえっくすしを邪魔するためにいる存在だから、予期せぬ敵には
勝てないようだ。えっくすし自身出来杉の邪魔を退けたから
多分涼しい顔をしているだろうな。」
山田守氏の旧友はいった。
「アイツのことだ、えっくすしがyちゃんと結婚したら、上から目線で
えっくすしを心配し続けるのだろうな。ひょっとしたら、
えっくすしの隱れファンだろうね。でも、出来杉のやつは自分の力で
やたら自分を守っているようにも思える。今もなお彼の眞意は不可解だ。
彼の絶対無比の力を持ちながら人の事を悪く言わない態度が逆に
彼が何を目指しているか今もわからない。」
山田守は言った。
「なくなったyちゃんとの結婚式の時ブーケトスしたブーケを受け取ったのは
お前だったとき、出来杉は内心呆れていたぞ。」
と山田守の旧友はいった。
「それでいいのだ。」
山田守は締めくくった。

コメント
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