ブルーシャムロック

此処はtomohiroのオリジナル小説サイトです。
小説主体ですので、小説に興味の無い
人は、退出下さい。

定吉7

2017-09-30 12:37:57 | ポケモワール學園異聞
おひいさんは、私の馬車が気になりましたか?
そうですか。
私の馬車の引かれている馬が気になりますか?
チョコボと言います。
ポケティンクルの馬がなれないので、異世界のチョコボを使っています。
私はポケティンクルに来て10年以上になります。
いかがわしい仕事を経て、今の酒屋をやっております。
ここでかかあをもらって、子供ももらったのですが、まだまだなれません。
あそこのナナオスお母さんには感謝しております。
それじゃあ、樽を詰め込んだらウィスキー屋いきますので、それでは。
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俺の故郷の青い松のこと

2017-09-09 11:23:55 | ポケモワール學園異聞
「それにしてもいろいろだよ。なんであんたは近衛兵をやめたんだ。」
怪物ランド出身のワーウルフが自分に答える。
あいつの間拔面と間抜けな声はもう慣れた。
「ああ。本国での微温湯のような仕事に飽きたのでね。」
と俺は言う。
「あんた妻子持ちなのに、ここまで来るなんてあんたも少し自分の立場を
間違えているよ。」
アメリカンショートヘアみたいな柄のだるまみたいな猫は俺に言う。
「トランティニャン、今も妻子は俺を恨んでいるよ。」
多少、だるま猫を睨む。
俺の名前はテオドールという名前だ。
以前ポケティンクルという惑星(?)のある国で近衛兵をしていたが、
何か物足りないことを感じて、俺は傭兵を始めた。
何もない曠野、俺達は仲間たちとジープに乗って進んでいる。
「おっさん、いつも一本松が生える故郷の村のことを言っているよな。」
ジープのハンドルを握っている立派な山羊のような角の悪魔が答える。
「ああ、そこに妻子を残している。」
助手席にのっている、馬みたいな驢馬みたいな生き物
(本人は馬だと主張している)
は、
「そろそろ敵の根據地だ」
と後部座席の俺達に言う。
こいつは、本国の家族に仕送りは欠かせないみたいだが、本当のことは
何を考えているかわからない。
いつも武器を磨いている。
敵の銃声だろうか。遠くから乾いた音が聞こえる・・。
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てんくろう

2016-10-28 16:39:51 | ポケモワール學園異聞
「しかし、わからねぇ。この連判状のやつらはなぬをするか。」
通称丹後守、本名石動八郎太は不可解な名前をみて首を傾げた
この岩で出来たもの、いささか頭が足りぬが力がある。
丹後守という名前だからそれなりに貴族様なのだろう。
「まぁ。噂に聞く人間狩りの連中でであろう。」
泥足兵部、通称苦右衛門は、細い足で立ち上がった。
「俺にはそもそも、人間という生き物が分からぬ。」
八郎太は首を傾げる。
「どこぞの国では、エルフやドワーフとは殺し合いをするらしいぞ。」
幼い頃読んだ書物で、わしノンナは、二人を見た。
「エルフやドワーフと言ったら、遠い国のいきのものか。彼らと喧嘩をしているのか。」
苦右衛門は困っているようだった。
「人間狩りをする連中を止めるべきなのだろうか。」
ワシ自身、言葉が出ないのだ。
「俺だったらぶちのめしたいところだけれども、そんなことを言うとまた単細胞と言われる。」
丹後守は苦笑いをしていた。
「果たして遠い国では、人間だけが住んでいるのか。それともワシらみたいな異種族だけなのか。」
兵部は、私に書を読んでいる自らのことを試すように言う。
「別の国では、エルフやドワーフとホビットと人間などが共存して暮らしていて
彼らの国の国王も種族として持ち回りらしいが、種族同士の争いも耐えぬらしいが
それでも、うまくやっているらしい。」
私は書にかかれていることを客観的に述べた。
「その国だけではなかろう。」
兵部がいう。
「まあそうであろうな。わしとて世界の一部だけしか見えないから。」
すると、わしらが住んでいる部屋に大鴉が入って来る。
「ノンナ様、Origa様のかよっているがっこうがたいへんじゃぁー。」
私は声を上げた
「てんくろう。」
兵部が
「なにやつじゃぁ。それしにても空飛ぶ駝鳥というべきか」
という
「うむ。我がナズーリン家に代々仕える大鴉じゃ。離れて暮らす家族の情報を
伝えるのだ。」
とワシが言うと、
「鳩よりカラスのほうが面白いズラ。」
と、丹後守が言う。
「これ、丹後守、言葉を慎め。」
と兵部が目配せをする。
「ポケモワール学園の周辺で人間狩りをする総大将が挙兵したそうだ。」
とてんくろうが言う。
「それにしても各地でなにをしているのか。」
わしに、
二人は落ち着いているようだった。
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傘連判状

2016-10-14 10:14:53 | ポケモワール學園異聞
「これは、傘連判状だな。」
わし、ノンナと名乗るおなごは和紙製の書状を見て思った。
傘連判状には
黄金千貫
ホワイトジンデンファル
ピノ・ノワール
山田錦
ストリチナヤ
オルメカ
グレンフィディック
と書かれていた
「おそらくは、コイツ等が与力か同心だ。」
大柄のROOMMATEが言う。
「枠外のムグザニとツィナンダリが怪しいとは思っているけれども。」
痩せぎすの別なROOMMATEの言葉だ。
「もしかしたらなんとか評議会を揺るがす何かか。」
わしは、二人に言う。
「さあ。」
二人は顔を見合わせたが。
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