ブルーシャムロック

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事故を収集する者共_1

2019-11-25 12:38:39 | 逆襲の藤隆
そうだね。僕は君を狙う暗殺団から身を守るために、君の共同研究者に
名乘り出たんだ。
だって、君の嫁さんとある面で結婚するはずだった人は、君のことを拒絶する
ことになったんだろ。
彼はそれで良かったんじゃないの。
彼は自分の力で解決する、だけれども、それが強すぎて、介入する人を跳ね除ける
んだよ。だから忘れよう。でも、忘れることはできないのか?
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事故を収集するためのBeginning

2019-11-14 10:21:08 | 逆襲の藤隆
「exam system の暴走を起こした出来杉英才博士の共同研究者に
實業家にして、發明家の y 氏が名乗り出ました。
彼は、レーザー読み取り式のレコードプレーヤーlp プレーヤーの互換機を
廉価にしたものを売り出し大ヒットさせた実績を持っている人で、」
朝岡蓮次が助手席から聞いていたラジオから流れてきた。
「あの出来杉英才の協力をするなんて、彼も相当の自信があるのだな。」
蓮次はそう呟いた。
「そうね。彼は未来を信じているから、出来杉を打倒する人にも
暴走しがちな彼を補佐しながら制御できるかもね。」
ハンドルを握っていた、蓮次の恋人である平賀知世が云ふ。
「そう。y 氏のレコードプレーヤー僕は愛用しているけれども、
あの堅牢な作りは気にっている。」
蓮次もそう返した。
「出来杉博士はビジネスのようなものを嫌う人だが、よく
y 氏のビジネスライクな世界を飲み込んだこと・・。」
知世はスピーカーの音に耳をそばだてそう語った。
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