友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

芸術大学のある「まちづくり」

2018年02月23日 18時45分38秒 | Weblog

 努力は報われる。そう思うけれど、絶対とは言い切れない。オリンピックのフィギアスケートの宮原知子選手の演技は完璧だったが、ロシアのふたりの少女はさらに美しく上出来だった。運・不運は人生にはつきものだ。努力は報われるが、その結果は自分の判断でしかない。不運と思ってさらに上を目指すのも、諦めるのも、自分でしかない。

 アメリカ・フロリダの高校での銃乱射事件で、高校生がトランプ大統領に銃規制を訴えた。トランプ大統領は「銃購入の身元調査をしっかり行う」と言い、「教師に銃を携帯させれば、学校へ侵入する者もいなくなる」と言う。「銃には銃を」の社会が悲劇を生み出しているのに、なんとまあー発想が貧困なのかと驚いた。

 今日は、市内にある芸術大学で市役所と大学のコラボによる「卒業作品展ツアー」が開かれた。市民で参加したのは市民講座を企画してきた私たち3人だけで、あとは全て市職員だった。市職員に芸術大学が存在する意義と価値を認識させ、まちづくりに活かしたいということだろうが、もう少し、市民の参加があってもよかったと思った。

 私が教育大の美術科を卒業したのは半世紀も前だから、あまりにも時代は変わり過ぎている。私たちの頃は、美術作品は何をどう描くかであり、技術をいかに見せるかにあった。しかし今はどのような発想かが重要で、面白さが追求されていた。私の時代と同様にテクニックを見せる作品もあったが、コンピュータを駆使した「凄い」作品が目についた。

 明日はこの市の、昭和19年4月から20年3月までの同学年が集まって親睦会を三河湾のリゾートホテルで開く。食べて飲んでカラオケして、「また、来年も元気で会いましょう」というだけの会だが、今はそれでよいと思っている。人生の運・不運を乗り越えてきた、それを実感するだけで充分だ。そんな訳で、明日のブログは休みます。


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