友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

紀州東照宮

2017年01月15日 18時18分28秒 | Weblog

 朝、雪景色でとても明るかった。我が家のルーフバルコニーも雪で覆われていた(写真1)。それでも陽が射し始めると薄紫色のビオラが顔を出してきた(写真2)。この寒さの中でよく花を咲かせていると感心する。午前中は降ったり止んだりしていたが、空気は冷たかった。この雪のため我が市で行われる予定だった『新春マラソン大会』は中止になった。

 昨日、和歌山の南部のホテルを出る時はとてもよい天気だったが、風が強く吹き始めていた。朝の天気予報ではすでに名古屋では雪が降っていたから、これは大変なことになりそうだと思った。けれど、不思議なことに一昨日も大阪辺りは雲が覆っていたが、南下するにつれて青い空が広がって旅行日和となった。誕生日会の旅行はバスでの「ミステリーツアー」だった。こんな天候だから南か東かとみんなで想像し合ったが、バスは名神を西へと向かった。

 大阪を通り過ぎて、最初の観光は和歌山市の紀州東照宮だった。日光と久能山の東照宮は知っていても、和歌山にあったとは知らなかった(写真3)。さらに南へ向かうので、白浜で泊まるか勝浦の洞窟温泉かと想像を巡らすが、田辺で自動車専用道路を降りてしまう。田辺は弁慶の出身地で、弁慶の父親は熊野水軍の頭だったと説明される。その弁慶と父親、2羽の闘鶏の像がある闘鶏神社を参拝する。赤と白との鶏を戦わせ、源平のどちらにつくかを神様に伺ったというのだ。そのため勝利を導く神社として参拝者に人気があるという。

 「努力した人に幸運をもたらす神様です」と力強く説明する神職に従い、カミさんは2月に国家試験を受験する孫娘のために合格祈願のお守りを買い、私に賽銭を渡して「二人でお願いしましょう」と言う。本人は必死でも、私たちは神頼みにならざるを得ない。続いてバスは山の方へと向かう。奇絶峡という絶景を観る。確かに大きな岩が突出し、その下に祠があり堂が作られている。左手には滝があり、祠から滝つぼを見ると気絶しそうだ。

 田辺市の梅林を眺め、梅干館を見学した後、南部のホテルに。早速、温泉に入る。バイキングの食事を楽しみ、カラオケで歌い、さらに部屋に帰って飲み直し、おしゃべりをして過ごす。さてこの続きはまた明日。

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