夜な夜なシネマ

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『仮面ライダー平成ジェネレーションズ』

2016年12月15日 | 映画(か行)
『仮面ライダー平成ジェネレーションズ Dr.パックマン対エグゼイド&ゴースト with レジェンドライダー』
監督:坂本浩一
出演:飯島寛騎,飯島寛騎,瀬戸利樹,山本涼介,松本享恭,磯村勇斗,
   松田るか,大沢ひかる,岩永徹也,柳喬之,佐野史郎他

なんでいまさらお金を出してこんなもんを観るのでしょう。
毎年そう思いつつ、ここのところ年に一度は必ず観ているような気が。
“仮面ライダー×仮面ライダー MOVIE大戦”シリーズにして、
仮面ライダー生誕45周年記念作品。
大昔の仮面ライダーの知識しかない私には荷が重すぎるが、
ほかに観たいものがなかったんだもの。←なら観んかったらええやろ。(^^;
この日観たのは前述の『変態だ』とこれですからね。
同じくなんばパークスシネマにて、アラフィフ女とは思えないハシゴなのでした。

幻夢コーポレーションにネクストゲノム研究所の所員の一団が侵入。
彼らを率いるのは研究所の前所長だった財前美智彦。
一団は仮面ライダーゲンムの壇黎斗からバグヴァイザーと4つのプロトガシャットを盗み出す。
財前はDr.パックマンへと姿を変えると、パックマンウイルスを街に放つ。

ウイルスに冒された街は大混乱。
仮面ライダーゴーストの天空寺タケルは「不可思議現象」の発生を受けて出動。
月村アカリと御成らとともに病院へと向かったところ、
仮面ライダーエグゼイドの宝生永夢と再会する。
病院では大人気ゲームの「ハテサテパズル」を開発した高校生・清宮東吾が
パックマンウイルスに感染して治療中。

タケルらはなんとかDr.パックマンを倒そうとするが、
アカリを救おうとしたタケルまでもがパックマンウイルスに感染。
その影響でタケルはゴーストドライバーを失ってしまう。

タケルと永夢のピンチに、眼魔世界から続々とライダーたちが帰ってくる。
仮面ライダーブレイブの鏡飛彩、 仮面ライダースペクターのと深海マコト、
仮面ライダースナイプの花家大我、仮面ライダーネクロムのアラン、
仮面ライダーレーザーの九条貴利矢らが集結、ともに戦うが、
Dr.パックマンとネクストゲノム研究所員らにまったく歯が立たない。

同じころ、仮面ライダーウィザードの操真晴人、仮面ライダー鎧武の葛葉紘汰、
仮面ライダードライブの泊進ノ介ら、レジェンドライダーも立ち上がり……。

ライダー役の男子の中で私がわかるのは、
仮面ライダードライブの竹内涼真くんのみ。『青空エール』(2016)で見ましたから。
ほかの子らも押し並べて爽やか、カワイイ。
稀にやさぐれた風の子がいることにウケました。

それにしても昔とちがいすぎるライダーたちに目が点。
巨大なイチゴやバナナが武器になって飛ぶ展開に唖然呆然。
絶体絶命の状況で誰に助けを求めるかというと、「信長様~」。マジか?
織田信長豊臣秀吉と徳川家康が合体したライダー!?

いんや~、いろいろビックリですが、
これでちびっこたちが戦国大名に興味を持つとしたら、いいことでしょ。
しかも仮面ライダーって、意外に「ら抜き」などがなくて、
正しい日本語が使われているんです。
パックマンの襲撃が『ピクセル』(2015)に瓜二つなのが気になるのはさておき、
いつになっても侮れません、仮面ライダー。

時代が変わっても全員、「変身」は言うのね。なんか嬉しい。

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