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『ROAD TO HiGH&LOW』(TOHOシネマズ1ヶ月フリーパスにて鑑賞の12本目@伊丹)

2016年05月20日 | 映画(ら行)
『ROAD TO HiGH&LOW』
監督:久保茂昭
出演:岩田剛典,鈴木伸之,黒木啓司,山田裕貴,窪田正孝,林遣都,YOU,小泉今日子他

ダンナが2泊3日で出張中の2日目。
TOHOシネマズ伊丹で仕事帰りに2本観るつもりでしたが、
そのハシゴ候補は本作と『劇場版 遊☆戯☆王』で、お金を払っては絶対に観ない2本。
体調が悪いときにそんな2本を観ることもないかと1本だけに。
『遊戯王』でも良かったけれど、130分は長すぎるから、95分の本作を選択。

前知識まったくなし。三代目J Soul Brothersもほぼわからん。
こんなんでついていけるのかと心配でしたが、
少なくとも『テラフォーマーズ』よりは百倍以上、
中盤睡魔に襲われた『ヒーローマニア―生活―』よりもずっと面白い。
鑑賞に堪えることがこんなに素晴らしいなんて。(^^;
以下、ネタバレになるのかどうかもわからず、観たまんま書いてみます。

幼なじみのコブラ(岩田剛典)とヤマト(鈴木伸之)とノボル(町田啓太)。
勉強はまったく駄目、喧嘩ばかりのコブラとヤマトにとって、
弁護士を目指して大学に進学したノボルは希望の星。

ところがコブラやヤマトと出かけている間に、ノボルの恋人がレイプされる。
恋人は自殺、ノボルはレイプ犯を半殺しにして逮捕される。
出所後、九龍グループ・家村会に入る。

ノボルが帰ってきたらまた一緒にいられるように。
その思いから山王連合会を結成したコブラとヤマト。
なのにノボルは帰ってこない。

山王連合会以外に、White Rascals、鬼邪高校、RUDE BOYS、
達磨一家という不良チームが拮抗。
その地区はそれぞれの頭文字をとって“SWORD”と呼ばれている。
常にギリギリの均衡が保たれていたところへ、ノボルが姿を現す。
家村会の者として訪問したノボルは、SWORDに家村会の傘下に入るように要請。
もしもそれを呑めないならばぶっ潰すと宣言し……。

この既視感は『TOKYO TRIBE』(2014)でしょう。
そこまで近未来っぽさはないけれど、治安の悪い地区に複数の不良グループ。
それぞれに特徴があり、ミュージカルではないというのがちがうだけ。

お目当ての人がいないから、かなり冷めた目で観てしまいます。
家村会のメンバーとして登場する松澤一之や西岡匇馬、
それに各グループのリーダーである窪田正孝林遣都はわかるとして、
それ以外は全員EXILEの関係者なのかそうでないのかもわからんし、
誰の顔も同じに見えて困ります(笑)。
はっきり「この子知ってる」と言えるのは、映画で観たことのある登坂広臣ぐらい。
早乙女太一とかゴールデンボンバーとかもどこに出てたのか知らん。

わからなすぎる自分が可笑しかったです。
これも続編があるようなのですが、もうこれだけでお腹いっぱい。
ごちそうさまでした。

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