夜な夜なシネマ

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今年観た映画50音順〈あ行〉

2007年12月12日 | 映画(あ行)
例年どおり、良くも悪くも印象に残った映画を
五十音順に1本ずつ。
できるだけ、今年封切orレンタル開始で、
今までに書いていない作品を選んでいます。
ネタバレ御免。

《あ》
『愛の流刑地』
いきなり既出作品でごめんなさい。
今年最初にロードショーで観た映画なもので。

《い》
『イルマーレ』(原題:The Lake House)
キアヌ・リーヴスとサンドラ・ブロックの共演で贈る、
同名韓国映画(これ)のリメイク版。
湖畔の一軒家に住む女医ケイトは、転任のため、シカゴへ引っ越すことに。
この家の次の住人に宛てた手紙を郵便受けに残す。
手紙を受け取ったのは、建築家アレックス。
しかし、彼がこの家を買い取るまでは、長い間空き家だったはず。
不思議に思ったアレックスは、返事を書いて郵便受けに入れる。
やがて、ケイトが2006年、アレックスが2004年という、
ちがう時代を生きていることがわかり、時空を超えた手紙のやりとりが始まる。
「手紙に圏外はない」、郵便局の広告にそのまま使えそう。

《う》
『ウェディング宣言』(原題:Monster-in-Law)
売れっ子ジェニファー・ロペス主演なのに、
なぜか日本ではビデオスルーされた1本。
外科医のケヴィンに見初められたチャーリーは
早々にプロポーズを受け、玉の輿に乗ったかに見えた。
ところが、ケヴィンの母親ヴィオラがこの結婚を阻止しようと、
執拗な嫌がらせをくり返す。
負けるもんかとチャーリーも応酬、壮絶な嫁姑バトルに。
たくましいジェニロペが笑えます。最後はホロリ。

《え》
『エラゴン 遺志を継ぐ者』(原題:Eragon)
世界的ベストセラーの映画化。
邪悪な王に支配されている帝国アラゲイシア。
平和を取り戻すため、選ばれたのは少年エラゴン。
自らが選ばれし者だとは夢にも思わなかったエラゴンだが、
王の手先に叔父が殺されたのをきっかけに、
ドラゴンライダーとして旅に出る決意をする。
さほど珍しくもなくなってしまったファンタジー・アドベンチャーですが、
実は出演者がくせ者揃いで愉しかったりして。

《お》
『王の男』(英題:King and the Clown)
韓国の作品。
暴君として知られる16世紀に実在した王がモデル。
旅回りの芸人チャンセンと、その相棒で女形のコンギルは、
国で一番の芸人になろうと誓い合う。
宮廷を諷刺した芸を披露したところ、それが町の評判に。
噂を聞きつけてやってきた王の重臣に捕らえられる。
ところが、王がコンギルを気に入って……。
あの美しさ、男とは思えません。見応え十分。

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