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『怪盗グルーのミニオン危機一発』

2013年10月16日 | 映画(か行)
『怪盗グルーのミニオン危機一発』(原題:Despicable Me 2)
監督:ピエール・コフィン
声の出演:笑福亭鶴瓶,中島美嘉,芦田愛菜,山寺宏一,中井貴一他

大好きでたまらなかった『怪盗グルーの月泥棒』(2010)。
観に行きたいとは思っていたのですが、どこも吹替版ばかり。
字幕版を上映しているのは首都圏のたった2館との噂。
DVD化されるのを待とうかなと思いつつ、結局109シネマズ箕面にて鑑賞。

前作にて引き取った孤児院育ちの三姉妹、そして黄色い軍団ミニオンたちと、
幸せで平穏な毎日を送る元怪盗グルー。

ある日、極東の秘密研究所が建物ごと上空へと吸い上げられ、
時を同じくしてミニオンの好物であるバナナをエサに、
何人かのミニオンたちも連れ去られる。
グルーの周囲には常にあまりにたくさんのミニオンがいるものだから、
何人かがいなくなったことにグルーは気づかない。

さて、世界的な悪に立ち向かう極秘組織、反悪人同盟は、
研究所を吸い上げた犯人の狙いが“PX41”なる新薬だと考える。
PX41を投与した対象物は怪物へと変身、凄まじい破壊力を持つ。
そうさせてはなるまいと、世紀の怪盗グルーに支援を求める。

自分はもう足を洗ったのだと一旦は断るグルーだったが、
三人姉妹に格好いいところを見せたいとも思い、引き受けることに。
反悪人同盟の捜査員ルーシーとともに、おそらく犯人が潜んでいるであろう、
ショッピングモールへと乗り込むのだが……。

長さもちょうどいい感じの98分、おとなもこどもも楽しめます。
べたべたの大阪弁でしゃべるグルーも悪くはありません。
だけど、前作があまりに好きだったので、
私はやっぱりスティーヴ・カレルの声で観る『怪盗グルー』がいいなぁ。

紫の化け物に変身したミニオン軍団はとてもおぞましく、
その解毒剤はいったい何なんだろうと思っていたらそれですか。
まずいものも役に立つ。あ、ネタバレだ。

DVD化されたら、トルティーヤチップスとワカモレディップをつまみながら、
ぜひぜひ字幕版で観たいです。

しかし、本作にしろタカラトミーのおもちゃ『黒ひげ危機一発』にしろ、
正しい漢字は「危機一髪」なのに、どうしてわざわざ誤った漢字の名前を付けるのかしらん。
こどもに人気の商品名に使ったら、そのまま覚えてしまっても無理はないと思うのでした。
余計なお世話か!?(^^;

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