
畑のニンニクがもうひと月ほどで収穫期を迎える。昨年秋に植えたのだが、肥料不足でやや樹勢が弱い気がするが、はじめての栽培にしてはまあまあである。ニンニクを植えた動機は、市販のニンニクが余りに高価だからだ。中国産のものに信頼が置けないので、一昨年くらいから、栽培している農家から直接買っていた。
そのニンニクを栽培した人も農家だが、ニンニク専門というわけでなく、野菜畑に植えたものを分けて貰った。これは価格も安く、1キロ600円ほどで手に入った。畑を借りて野菜づくりをはじめたので、自分で作ればどんなものか、もうすぐ結果が出る。
抗酸化物質は、がんなどの病気を防ぎ、老化を遅らせてくれる食品成分として注目を集めている。ニンニクには少なくとも15種類以上の抗酸化作用を持った植物栄養素が含まれている
といわれている。それ以外にニンニクから200を越える成分が見つかっていて、ドイツではニンニクが動脈硬化の予防・治療薬として認可されている。
ニンニクの効果には
1高血圧を改善する
2コレステロールと中性脂肪を減らす
3血小板の凝集を抑えて血液の粘度を下げ、血液の流れをよくし、血栓を防ぐ
ニンニクはつぶすとアリシンからアホエンという物質を多くつくりだす。アホエンには、強い抗血栓作用があり脳卒中と心臓発作のリスクを下げ、血液の流れをよくしてくれる。
トマトのような酸味のある食品と一緒にソテーするとアホエンの量はさらに増す。野菜スープの傑作であるミネストローネは、ニンニクの食べ方のひとつの理想である。
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